幸せはあなたのために、
ピピピ、ピピピ スマホのアラームの電子音が規則的に音を鳴らす。 私は重い体をむくりと起こす。 行きたくないのに洗面所へ足が動いてしまう。 顔を洗い、歯磨きをする。 真っ白な糊がかかったワイシャツに袖を通す。 そして、ネクタイを通す。 しっかりとプリーツを伸ばしたスカートを履く。 もう1回下に降りて、そのままキッチンへ行く。 キッチンにあるケトルにお湯を入れ、沸かす。 お湯が沸く前にお気に入りのグラスにお気に入りのアールグレイのティーパックをいれる。 お湯が沸いた。それをグラスに注ぐ。 そして、食パンにチーズを乗せてトースターで焼く。 その間にフライパンに油を引いてハムエッグを作る。 おっ、パンが焼けた。 1人だけのダイニングにトーストのお皿とハムエッグのお皿、アールグレイを入れたグラスを置く。 ああ、幸せ。 こんなに美味しい朝食を食べれて。 ブブブ、 あっ、親友からメールだ。 幸せだ。 美味しい朝食を食べれて、こんなに優しい親友がいて。 本当にありがたい。 この生命を大切にして生きていきたいな。