母の愛情
私は彩芽。小学4年生の女の子。ピアノを習っていて、今日はピアノで発表会。 友達の彩香もこれまた友達の優衣も見に来てくれると聞いて1週間前から楽しみにしていた。 しかし、本番当日になって急に母がこう言った 「彩芽ごめん。彩菜の保育園の都合で発表会見に行けないの。」 彩菜とは、私の妹で私と5才違いの保育園生だ。私の両親は看護師と医者だから彩菜は保育園で、私は学校の帰りに学童に寄る。 父は今日もスケジュールが詰まっていて、私の発表会を見に来る状態じゃない。つまり今年のピアノの発表会は彩香と優衣しか見に来ない。でも彩菜の方が年下で、母の優先順位は彩菜が先だから仕方ない。 楽譜が入ったカバンを持ち、一人で自転車に飛び乗る。 発表会会場のホールに着くと、すでに彩香と優衣は到着していた。3人でしばらく喋ってから舞台に上がる。 「稲崎 彩芽、子犬のワルツ」 放送が流れて客席が静かになる。彩香と優衣がこちらを見て力強く頷く。 子犬のワルツを引き終え、連弾の「君を乗せて」も無事終えると私は彩香と優衣の待つ客席へ向かう、と その時、後ろから声が聞こえた。聞き覚えのある声。 「彩芽、子犬のワルツ上手かったじゃない。君を乗せても。練習の結果ね。」 声の主は、母だった。母の膝の上には保育園にいるはずの彩菜もいる。 「彩芽、よく頑張ったじゃない。」 「これ、あげる。」 母の優しい声と共に差し出された手には、花束が。 私はピアノを習い始めてから5年程経つが、ピアノの発表会で初めて花束を貰った。 そう、母は保育園の都合とか言って花屋に寄って来たんだ。 私は母の差し出した花束を静かに受け取った。 「ありがとう」 その花束には母の愛情が詰まっていた。 どうでしたか?たくさんのお返事待ってます。 回答よろしくお願いします。
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お母さんの愛情素敵っ!
ベーガリーさんこんにちは!しろくま♪です! タイトルの意味が、読み終わってやっと分かりました! お母さん優しい♪ この作品はお母さんから貰った花束はどんな花束なんだろう?友達はどういう性格かな?主人公はどんな気持ちでピアノを弾いたのかな?とどんどんお話が膨らむ、本当に素敵なお話ですね! 『彩香と優衣がこちらを見て力強く頷く。 』と言う言葉がいいと思いました! でも、主人公や妹ちゃんの名前の中にある『彩』は、友達の名前に使わない方が紛らわしくないかもしれません! 長くなってすみません!また読ませていただきます♪ それでは☆彡