好きのかたち。
「怜~!」 「ん?」 名前を呼ばれて振り向くと 見慣れた顔がそこにあった。 彼女の名前は、遥。 幼なじみであり、初恋の相手だ。 告白はしていない。だからもちろん付き合ってもいない。 「ねぇねぇ怜っ!映画行こうっ!!」 遥は目を輝かせながら映画の前売り券をグイグイとこちらに押しつけてくる。 「ちょ、ちょっ、落ち着いてっ…」 遥をなだめて、一歩後ろに下がる。 「…大体映画って、遥…映画館大丈夫だっけ?」 「うっ、怜…痛いとこつくね…で、でも!もう平気!…たぶん」 遥は、極度怖がりだ。特に暗闇が苦手。 映画館の暗闇でさえ怖がる始末だ。 「ねぇ~、れ~い~!え~い~が~!!」 後ろから駄々をこねながら遥がついてくる。 「…あぁ、もうっ、何の映画?」 差し出されたチケットを見る。 (あぁやっぱり、恋愛映画か) 「…だめぇ?」 うるうるとした目で、上目遣いをしてくる遥。 …この可愛さは確信犯だろうか。 「…あぁ、もう、わかったよ映画行くよ」 「やったー!怜となら映画館もぉ怖くない!!」 「本当かよ笑」 そんなやりとりをしていると、クラスメート数人が通りかかる。 「見てみて!怜とデート~!!」 遥はクラスメートに自慢するようにチケットをヒラヒラさせている。 「遥よかったね~笑もう、本当2人って仲良いよね~笑笑」 「そうそう、実は付き合ってたりして笑」 「じゃ、2人とも、またね~」 手を振りながら、2人で反対方向へと歩く。 「風強いね~…って、あ!怜スカート気をつけて!!めくれそう!」 「わっ、本当だ、気をうける」 風でめくれかけたスカートを直して、また遥の隣に並ぶ。 この恋は実らない。
みんなの答え
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いいっすねっっっっ(°▽°)
スカート......怜さん女子ですねっっっっ! 僕も初恋女子です......(°▽°)(//∇//) この二人可愛いっっ 続き見たいです......。 なんかキモくてごめんなさい。 一人称僕ですが、一応女子です!