片思いの雨
静『紗雨~っ!!一緒に帰ろっ!』 紗『…静香…。俺…男子と帰りてぇ…』 静『なんでよ~、 小さい頃は一緒に帰ってたじゃん!笑』 紗『年齢ってもんがあるだろ…』 も~、紗雨はケチなんだから~… と思っていると、 クラスのみんながこう言った 『また静香(しずか)と紗雨(さゆ)は この会話をしてるなぁ…笑』 好きでしてるんじゃないわっ!笑 とツッコミしたくなったけれど…、 私は苦笑いして見ていた 紗『……じゃあな!静香!』 と笑顔で言って、 紗雨は逃げるように去っていった 静『ちょ…ちょっと~……』 この時、心がモヤっとした 傷ついた…のかな?なんでだろう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ザーザーザー 雨の音だ。 静『傘……傘…っと…』 カバンの中をゴソゴソと探す。 あ、やべっ…傘…忘れちゃったよ……… と思いながら、室内のベンチに座る。 あーあ…紗雨と一緒に帰りたかった… 静『もういい!濡れて帰る!!』 雨の中、走っていると…。 紗『……おい…、風邪ひくぞ。…ん。』 と言い、傘を渡す紗雨。 静『えっ…、紗雨!?なんで…。 ……か、傘なんて…いらない…もん…』 と言い、顔を逸らす。 紗『…あっそ……』 紗雨は歩いてどこかに行ってしまった。 静『あっ…ちょっと待っ……』 ……。なんであんなこと言ったんだろ。 素顔に傘、貸してもらえば良かった…。 ポトポト 雨?いや、違う。これは涙だ。 いつもなら…、ゴシゴシ吹いて… 無理矢理笑うけれど…今日くらい…いいよね…失恋した時くらい…いいよね… それに…雨降ってるし…泣いてるなんて 分からないよね…。 紗『……はぁ…。何泣いてんだよ。 お前らしくねーぞっ!笑』 静『……』 なんで?なんで泣いてるって分かるの? ……やっぱり紗雨にはなんでもバレる… …!…そっか…私…、細かい事に気づいてくれる紗雨だから好きになったんだ… !?…す、好き…!?今…自分で 好きって…。…そうか…私はずっと好きだったんだな…紗雨の事が…… 紗『……泣くな…((ボソッ』 …ギュ…… なんだろう。何かに包まれているみたい "とても暖かい" ギュ…… 私が包み返す。 紗『/////……俺…さ今すごくキスしたい』 静『…!?!?////い、今はダメッ!!』 この後のことは、私と紗雨だけの秘密! END