【短編小説】カメラアプリに気を付けて(ホラー)
私、藤川由紀(ふじかわゆき)。もうすぐ誕生日。スマホをもらう約束。誕生日の日。「由紀、ハッピーバースデー!!」「ありがとう!」これが私のスマホ。嬉しすぎる~!たくさんのアプリを入れた。ユーチューブ、ライン、電話、電卓、そしてカメラなどなど...今日は友達とお出かけ。たくさん写真を撮るんだ!そうそう、最近、写真加工アプリも入れたんだよ!パシャパシャ、パシャパシャ。そして次の瞬間...カメラの部分を観たら...?『ミ・タ・ナ』は?何言ってんの?って...「キャー!」私は思わず叫んだ。そこには、というよりカメラのアプリ部分に、幽霊としか思えない顔が...「…!!」声にならない叫びをあげてしまい...幽霊は、『アナタガ、ミタカラ、コノ、チジョウノ、クウキヲ、アツク、スル。ミンナ、シンデ、シマウゾ』「...キャー!」暑い、暑い、暑すぎる...なんで―?「たす...け...て...」「さぁ次はあなたの番よ。入りなさい!」へ―?友達や、周りにいる人全員が、私に「入れ~入れ~」って何なのよ!もしかして、あの幽霊が言ってたのって、死んでしまうのは人じゃなくて人の心っていう意味なのかな。だとしたら、入るしかない。無理やりだったけど。次の人が私を見て、私が今わかった意味を言って、みんなを納得させれる日が来るまで―でも、みんな、カメラアプリには気を付けて。