なんか隣のクラスに俺のファンがいるんだけど
その美少女は、はっきり言って気持ち悪かった。 産み落とされたばかりの哺乳類のようなグロテスクなピンク色の顔面。熱気を帯びた恐ろしく激しい呼吸。トイレを我慢するガキみたいなポーズのその美少女は、もはや『美』のかけらもない変わり果てた姿になった。 それもこれも、要因は「俺」なんだがな! 俺はごく普通、よりかは劣等に近い中学生男子、オルネ。顔はまあ、自分で言うのもなんだが良い方、だ。ほら、クラスに1人はおふざけイケメン男子、なんているだろ?俺もどうやらその部類だ。モテ男とは無縁だがな!!! そして「美少女」。この間夏休みが終わってから、隣の3組に転入してきた、たしか「ジュリ」だっけ?勉強も運動もお手の物、男子の間ではこの学校の女子で1番可愛いと噂されるほどの顔面偏差値らしい。 そんな「ジュリ」が、ある日うちのクラスに来た。 「このタオルを体育館に忘れた人、いませんか」 「あ、はい。お、俺です」 目が合った。 その瞬間、彼女は狂った。 最初は泣き出したのかと思って驚いたが、よく見ると俺を見て、、、その、、、興奮していた!!!! てなわけで、彼女、「ジュリ」は俺を見る度、恐ろしく興奮してしまう体質だと分かったわけだ。 俺は、初めは彼女のことが気持ち悪くて、吐き気に襲われていた。 でも、日に日に彼女のその姿に慣れてきた。そして、興奮してる彼女が面白くなってきていた。 だって、俺の存在で女をめちゃくちゃに狂わせることが出来るんだ。面白くて、仕方がなかった。俺は彼女を嘲笑っていたのかもしれない。どちらにしろ、俺がいないと消えてしまいそうな、みじめな「ジュリ」を馬鹿にしてた。 そんなある日の放課後。 「あの」 琴の音色のようで、落ち着いた声に振り向くと。 ……驚いた。リュックを背負った「ジュリ」が、俺の目を見上げていた。 少しも、その顔は赤くなかった。 少しも、その吐息は乱れてなかった。 少しも、その瞳は動いていなかった。 ただ、真っ直ぐに俺の目を見つめていた。 「あっ……ごめんなさい。人違いでした」 寂しかった。 なんで。 心の奥で、なぜか寂しさが染み付いて拭えなかった。 「待って」 気がつけば、俺は。 俺は彼女を抱き締めていた。 「!、?」 腕の中で小さく跳ねた彼女の肩。 それに気づいた俺は、自分が何をしたのかも分からないまま手を外した。 「あ、、、っ、やっ、、、」 すると、「ジュリ」はなぜかにへへっと笑った。 「ずっと付きまとっててごめんね?……実は私、決まった男の子に惚れすぎちゃうっていう変な性格でさ……気づいてたと思うけど」 心臓の速い鼓動を感じながら、俺は反射的にこくんと頷くことしか出来なかった。 「でも、頑張ってやっと直せたの。何でかわかる?」 俺はまた、ぶんぶんと首を横に振った。 「バーか。」 「えっ……なんで…?」 なんか俺、彼女の言動に心をあやつられてる。悔しい。 「君が私を馬鹿にしてるのに気づいたから。興奮しないようになって、立場逆転させてやるって思ったの。大成功だね!」 「ジュリ」はまた、にへへっと笑った。 俺は彼女を馬鹿にしたことを、一生後悔しなかった。 はいどうも!宿題も夕飯も忘れて小説書くレインボーわんこです! 恋愛小説ですにへへっ 美少女になりたい願望が強く現れております笑 最後の方の未熟さは無視して読んでいただけると嬉しいです! では素敵な人生を~~(ほへ!?)
みんなの答え
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良いですね
すごくいい作品です。 どちらの気持ちもよく伝わりました!
お~
書く順番?が良かった!だから最後までラク~に読めたよ! オルネがジュリに抱きつくなんて、意外だった! 女の子が、男子目線の小説書けるなんてスゴい!