これは、僕とキミだけのゲームだよ。
「君は、いちばん大切な自分の立場を失いそうで、その悲劇さを 想像した事はある?」 突然俺の目の前に現れたこの男は、俺に窮屈な事を言った。 俺「………?」 俺は男の窮屈な発言で動揺をしている。 「君の名前は工藤海斗(かいと)っていう名前だろ?」 俺「それは、一体どういう事だ。それで何で俺の名前を知っているんだ、お前は何者だ?」 「残念だが、君に僕の名は教えられない。僕が何者なのかも教えられない。そして君の事を誰が知ろうとしてもこの世界には、君を知っている のは僕しかいない。だからいまでは、君が何を思っているのか心は読める。」 俺はいま、こいつを不気味に思った。 「工藤くん、今日から僕と勝負しないか? 僕が勝ったら、君にひとつだけ言う事を聞いてもらう。それか 工藤くんが僕に勝ったら、僕が君の言う事をひとつだけ聞いてもらう。 そしてルールは簡単だ。 いまから僕の質問に君が答えるだけだ。負けたら……まぁ考えとくよ。 さぁ、目を瞑って。」 大人しく目を瞑った。体はロープで縛られている。 俺「お前は一体、何者なんだ。こんな事をして、ふざけるなよ。」 目を瞑ってロープで体を縛られている俺は男にそう言った。 「目、開けていいよ。正体については、質問が終わってから教えてあげよう。ではここから質問を始める、4つの質問に2つだけ答えてくれ。 1 誰にでも秘密にしている事 2 何より大切なもの 3 クラスで片想いの女子の名前 4 人間について思う事 さぁ、この4つの中で2つだけ答えてくれ!!」 俺「俺がどういう人間なのかお前には理解が出来ないだろう。」 「それはいいから、早く答えないとすべてが消えちゃうよ?」 大切なものを守る限り、この勝負には勝ってやろうじゃないか。 俺「答えてやろう。 1の誰にでも秘密にしている事は自分一人の存在の価値があるかないかだ。いつもそれを考えている。 それから4の人間について思う事は、人間がこの世界で生きている価値が あるかないかという事だ。」 質問に答えたあと、男は不敵な笑みを浮かべた。 「フッ……(笑)人間は愚かだねぇ…。君はどうしてそんな事を言っているんだい?」 俺「ふ、ふざけるなぁ!!それは俺にとって、俺の存在がきちんと あるのか、考えているだけなんだ!!お願いだから、早くここから 解放してくれ!!」 「フッ……(笑)工藤くんは本当に馬鹿だねぇ。笑ってしまうよ。君はもう、僕に負けたんだよ?僕の言う事を聞かなくちゃ……。あ、そうだ。 僕の目的はこの世界を壊す事が目的だ。僕からいまだけに言えるけど、 君にはその悲劇を味わって欲しい。それから名前はタクト。未来人だ。」そうすると、タクトはポケットから何かのスイッチを取り出した。 俺「や、やめろぉ!!!!!!」 「ハッ…ハッハッハ(笑)」 不敵な笑みを浮かべ、目の前が真っ暗になり、 俺の声は深い闇の中へと消えた。 END
みんなの答え
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闇のゲーム
千年アイテムの所有者ですね
考察
・地の文前半は第三者視点で、すでにタクトから殺され霊となった被害者説 ・未来人がいるとするなら現代人、古代人も生まれなきゃ不自然 タクトは未来から現代に戻る際、古代人も現代に戻してしまい、過去の自分を知る古代人を探し求めて始末を考えている説 ・タクト吉良吉影説 ・タクトが男性である数百年先の未来人だとして、 性別の概念が存在しない数万年先の未来人であるタクトがタクトを狙っている説 ・「4つの質問に2つだけ答えてくれ」 「さぁ、この4つの中で2つだけ答えてくれ!!」 とタクトが似たセリフを二回復唱したのは未来が改変された予兆説 ・実は携帯でやり取りしている厨二病説