本当の温もり
「ごめん。別れよう。」 そういい、彼は去っていった。 ____突然の別れ。 それは、寒い雪の日。 大好きだった彼に、振られた。 理由は分からない。 「ぅぅう、ううぅ、っ....」 振られたって、平気だと思ってた。 でも、違った。 自分がこんなにも弱い人間だなんて、気付きもしなかったよ。 辺り一面まっしろな雪の街のまん中。 私は初めて振られて、どうすればいいのか分からなくて、ただ突っ立ってるだけだった。 ____そのとき。 「ひゃっ?!!」 背中ら辺に、温かいぬくもりを感じた。 マフラーや分厚い制服を着ていても分かるくらいの温かさが、背中を伝って全身に行き渡る。 「ばーか。泣いてんじゃねーよ」 「...っ、な、泣いてないし。」 そう言われて、ぷーっと頬を膨らませた。 「...嘘つき。目が涙でうるうるしてる。」 「......。」 この人は幼馴染の蓮。 「てかなんでここにいるの...。」 と、彼は 「...お前がどこにいるかなんて、十数年の付き合いだからわかるに決まってんじゃん。」 といい、苦笑いした。 「...てかお前、顔赤いぞ。寒いんだろ。」 <ふわっ...> さっきまで寒かった背中が、ふわっと温かくなった。 「...マフラー、いいの?」 「...別に。俺は寒くないし。」 蓮は私に優しくマフラーを巻いてくれた。 そして、 「ほい。肉まん半分な。」 と、温かい肉まんを渡してくれた。 ...背中が温かいと思ったら、肉まんだったのか。 「____もぅ、そんなことされたらイシキしちゃうじゃん......。」 と、思わずボンヤリして心の声を言ってしまった。 「え.....。」 『俺も。』 寒い雪の日。 コンビニの前で突っ立っていた、振られたばかりの私。 そこには、とても優しくて何よりも温かい、彼がいた。 _____もしかして、顔が赤いのは、寒いからじゃなくて、泣いたからでもないのかもしれない。 そして、『俺も。』の続きは、誰にもナイショ。 -end- あとがき_φ(-。-)シ こんにちは。ここちょこです! 失恋恋愛話を書いてみました(_ _).。o○ よければ感想、アドバイス等お待ちしてます...( ´ ▽ ` )
みんなの答え
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わぁお
ここちょこさん、ごめんなさい。 実は私、振られた女の子と蓮の会話を見て、口元が歪んでしまいました(( ↑察してね
すっご…!
10才??すご! 書き方上手です! なにが上手いのか分からないけど、とにかくすごい! 失恋の悲しさが伝わってきます。 この主人公が、幼なじみの蓮、という大切な存在に気づいて良かったです…! 蓮、優しいですね。 失恋して悲しいとき、蓮にこんなことされたら… 心が温かくなって、確かにイシキしちゃう! 私の幼なじみ、こんなに優しくない…!W ファンになりました!ここちょこちゃんの小説、また読みます!
えっ、すごー!
あーやです^^* 10歳でこのクオリティ凄くない!? めっちゃいいお話ー! 私も心があったまった気がする! 次の作品も楽しみにしてるね(*^^*)