放課後の美術室より。
「これで帰りの学活を終わります 気をつけ 礼 さようなら!」 「さよならー」 所々軋んだ机からリュックを下ろして背負った。部活に向かう生徒でざわざわしている廊下を小走りに通り過ぎる。 人が沢山いる場所は苦手だ。 人気が少ない場所に来た。校舎の端の階段だ。段を降りるたびに私一人の足音が空間に響く。角を曲がって旧校舎に入る。先ほどとは違い、静かな空気の廊下を歩いて美術室にたどり着いた。 古くて少し錆臭いドアの取手に手をかけて入り口を開く。 その瞬間に、ふわっと絵具や塗料の匂いが鼻をつつく。 「こんにちはー」 低くてどこか魅力的な声が耳に入る。 「こんにちは…」 その言葉にボソッと返事を返す。 声の主は先生。美術の先生だ。 筆箱からデッサン用の鉛筆を取り出し、 キャンバスを組み立てた。 昨日準備しておいたリンゴとワイン瓶のモチーフを見つめ、鉛筆を動かす。 ーー ーー どれほど時間が経っただろうか。 キャンバスには微妙に歪なリンゴとワイン瓶が描かれている。そこへ 「おー中々いいんじゃない?でもタッチがまだまだだね」と声が入る。 私の視界に綺麗な顔が入る。まつ毛は長くて、鼻筋がスッと通っていて、少し変わり者な先生の顔が。 先生はキャンバスと目線を同じ位置にしてアドバイスを始めた。 私はこの時間が好きだ。 好きなものに囲まれた部屋で、好きな人と一緒にいられるから。 あとがき ここまで読んでいただきありがとうございます!!今回は美術の先生に恋をしている女の子の話です!! この子は放課後に旧校舎で先生にデッサンを教えてもらっています!!その内に先生のことが。という設定です。 この先の展開はご想像にお任せします(笑)ありがとうございました!!!
みんなの答え
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おおお!!
はじめまして!!ゆはです(^^) 名津茉さんの小説は初めて拝見させていただきました。 ですがもう…なんというか…。 あふれでる語彙力の高さ(笑) 私なんか足元にも及ばないですね。 表面にバッと出ているわけではないけど深く読んでいけば分かる控えめなロマンチックさ?(語彙力~) 表現力の高さ、めっちゃ尊敬…。 私も書いてるんですよ!? 書いてるんですけど…もうこの小説を読んじゃったら自分の作品見返せないです((ぴえん 名津茉さんをリスペクトする((は
わぁぁぁぁ好き。
ども、なったぁ。です こういう設定めっちゃ好き。 性癖えぐられる。 風景?みたいな表し方が凄く素敵で感動しました! わいが主人公やったらデッサンなんてドキドキしすぎて出来んわw