初恋チョコレート
今日は2月14日。バレンタインデー。 私、日下 凪は今日、大好きな先輩に、 チョコレートを渡す、告白するんです!! あ!いた!! 「せんぱ……」 『三笠センパーイ!!チョコレート作りました!!』 ドンッ! 「っ!いた!」 集団の女の子たちに ぶつかってチョコレートを落とした 「あ!ちょこが!!」 カシャンカシャン……… 踏み潰された… せっかくのチョコが 人が収まって私は潰れたチョコを回収した 人けの無い場所で中を開けてみた ハートの形で作ったチョコは ぐしゃぐしゃになっていた 「ふぅ……っ…ふぇ…あげたかった………のに…」 先輩に……告白したかったのに… 「ナニソレ?」 ぐしゃぐしゃの顔を上げると 男の子が立っていた 「あ!いや…これは……」 「チョコでしょ」 パッと取ってじっとチョコを見つめた後 口の中に放り込んだ 「あ!それ!崩れてて…」 「美味しいじゃん」 「え?でも…それ……」 「みてたよ。踏み潰されたんでしょ。 ほらここ好きですって崩れてても描いてるから」 「え?」 わかるの? 「本当のこと言ってみな。 なんでも聞いてあげるから」 頑張ったんだ 先輩に対する気持ちを詰め込んで 「頑張った……一生懸命…… おいしく………おいしくって…… なのに……渡せなかったんだ………」 次第に大粒の涙が出てきた 「だーいじょーぶ。 美味しいよ。こんなの初めてってくらい」 「あ……がと…」 ぽんぽんふぉ頭を撫でてくれた 暖かいその手はまるでお母さんみたいだった 「あ。こんなところに人がいたんだ」 「せんぱ……!?」 泣きはらした顔を見られた!? 「あ。兄ちゃん。…って、せんぱい?」 〈チョコあげるのって兄ちゃん?〉 こそっと聞かれた 〈そ…そぅ。……〉 「何話してるの?」 「い、いやぁ!た、たいしたことわぁ!」 焦ってる! 今!私すごい焦ってる! やばいやばいやばい!! 〈いま、気持ち伝えたら?〉 〈えぇ!?い、今!?〉 背中を押された 顔は真っ赤だったが 頭の中に思い浮かんだのはただ一つ 私は本音を言った バックの中の『友チョコ』を取り出し 笑って言った 「先輩!これからも、部活のご指導宜しくお願いします!!」 今出来る精一杯の笑顔で行った 「ありがとう。じゃ、また。」 歩いていった 「な、凪!?いいのか!?友チョコだぞ!!」 振り返った 「いいの。私には好きな人がいるから」 「は?だ、誰だよ。こんな短時間に」 君が持ってたチョコを奪って言った 「あ!ちょ…」 「ぐしゃぐしゃでごめんね でも、これが私の本命チョコ 私、君のことが好き!」 顔が真っ赤になった君は言った 「君じゃ無い。俺は 三笠 湊。返事はな、俺も!」 チョコのかけら一つを取り出し こちらに向けた そこには好きの一文字が書かれていた 初恋じゃ無い 2度目の恋はチョコレート!
みんなの答え
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すてき!
大切な人にであえてよかったです! チョコをふまれるなんて、かなぴぃ!
とてもドキドキしました!
こんにちは。めめこじのことが大好きすぎるめめこじ担です! とても面白かったです! 私も凪ちゃんに似ています! こんな感情になってしまう、、、! ありがとうございました!
素敵だー!
初恋は実らない、をハッピーエンドにするってすごいなって思いました!いやぁ私絶対バトエンにしちゃうよ…。 あってすぐに付き合ったので、これからお互いをもっと知っていくんだなぁって思ったら…良いですねぇ可愛くて(*´`)妄想しがいがありますわ(*´ω`*) 素敵なお話ありがとうございました♪