さよならって伝える前に。
今、俺は必死に涙を堪えている。 何故なら、小さい頃からずっと一緒に遊んでいた大親友が亡くなろうとしている。 というか、そろそろ死ぬ。 空気が、雰囲気がそう教えてくれる。 個室の病室には音は何も聴こえない。 俺の目の前に大親友がいる。ベッドに横たわって。 いろいろ機械が付けられていて、見てるこっちが辛くなってくる。 声を掛けるなんてできない。何て言えばいいのか。 「大丈夫」と言っても、何が大丈夫なんだ。助かる保証などないくせに。 と思うし、「頑張って」も、 本人は必死に頑張っているのにどう頑張ればいいのだろう。 と考える。 大親友の気持ちなんてなにも分からない人間が、勝手に口出ししていいはずがない。 本人の方が何倍も辛い思いをしているのに、俺が先に泣いたら申し訳ない。 すると急に、呼吸数が0になり、続けて心拍数が0になった。 一瞬現実を受け入れられなかったが、数秒経つと状況を理解した。 大親友は死んだ。 「ねぇ、知ってた?人って死んだ後でも数分は耳だけ聴こえてるらしいよ? だからひたすら泣くんじゃなくて、感謝の言葉とかを伝えるのがいいんだって。 私も聴こえるかな。」 数ヶ月前、大親友が俺に話した言葉。 今、伝えなきゃ二度と言えない。 俺はとある決心をして、大親友のだんだんと冷たくなっていく手を握る。 「…好きです。」 俺の声だけが病室に響いて、あとはなにも音がしない。 当たり前だが、返事は返ってこない。 もう動くはずないから。 だけど、大親友の目から一滴、涙が流れてきた。 「え?」 思わずびっくりしてしまう。 多分これが、大親友の返事なんだ。 「ありがとう。さよなら。」 俺は泣きながら言った。 もう会えないけれど、天国でも元気でね。 どうも、湊です! 最後まで読んで頂きありがとうございます! どうだったでしょうか? 楽しんで頂けたなら幸いです! 最後、彼女って書くか迷って、 結果、ちゃんと返事が来たわけではないので書かなかったんですけど… 感想お願いします!
みんなの答え
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素敵!!!!
ども、なったぁ。です こんな遅くに返信してごめんなさい… とても感動しました。 自分涙脆いので読み終わる時めっちゃ泣いてましたw 頑張って下さい! 応援してます!
切ない.....っ
最後に彼女が返事できないのが、、、(泣) これみてファンになりました!!
よかったよ!
感動。ただそれだけ! 2人とも、生まれ変わったら、恋人同士になれるといいな。 次作楽しみです!
ステキ~!
詩音です! とってもステキな小説でした! その大親友からの返事…切ないなぁ( ;∀;) 次作も楽しみにしてます!
感動しますね…!
はむむです♪ 小説、拝読させていただきました! とても感動して涙が出そうになりました。 もう会えないけど、二人の心は通じ合っているって分かり、とても素晴らしい小説でした! また小説書いてください!応援してます! それでは!