「愛の花 ー君がいてくれたからー」
先輩からも、後輩からも もちろんクラスの子からも好かれていた 同じクラスの伊勢くん。 私も、貴方のことが好きです…。 「あれ…伊勢くん今日来てないの?」 「あー鄙多(ひなた)もう少しで来ると思うよ」 おかしいな…伊勢くんいつもは朝のHRの1時間前には来てるのに…。 私がそんなことを考えていると担任の川谷先生がおぼつかない足取りで教室へ入ってきた。 「先生、伊勢くんって…。」 その言葉を口にして先生の顔を見ると先生は青白い顔をしていて一瞬で何が起きたのか手に取るように分かった。 「伊勢鄙多さんはついさっき交通事故で亡くなりました。」と言うのが。 先生は沈黙したまま下を向いて黙っているだけ 伊勢くんのいない教室なんてただのもぬけの殻。 かと言って伊勢くんの家に行くのも彼女でもないのにという感じがする。 でも私は伊勢くんの家に行った。 何かしら言われるのは100も承知の上だ。 だが、私が言われたのは悪口などではなかった。 「一ノ瀬…愛花ちゃんね…」 多分それを言ったのは彼の母だろう。 私は、彼の母に手紙を渡された。 その中には書きかけの手紙と、私の写真と…彼の写真が入っていて。 手紙には “一ノ瀬愛花さんへ 僕は、君のことが好きです。 入学式の日に、転んだ僕に優しく声をかけてくれたのは貴方でした。 同じクラスになって、心の中で飛び跳ねていました。 貴方の笑顔も少し困った顔も全て大好きです。 もし良かったら、僕と付き合ってください。” その中身を見た瞬間 私はそこに泣き崩れた。 両想いだった。 私がもっと勇気を出していれば 彼は、こんな死に方はしなかったはずだ。 私は、過去の私の選択を悔やんだ。 彼の母は 「『一ノ瀬愛花』ちゃんにこの手紙を 渡してって死ぬ前に鄙多に言われたの。」 「愛花ちゃん、鄙多の分まで生きてくれる?」 その答えはもちろん…。 「はい!」 私は瞳から流れた涙を拭いながら 愛花は答えた。 あれから10年 私は結婚し、子供を産んだ。 男の子だった。 「鄙多」と名付けた。 あの日、貴方の家に行ったことは 間違った選択ではないと思う。 もう、貴方はこの世にはいないけど それでも…。 私は、君がいたから笑えるんだ…。 ミライです。 「愛の花 ー君がいてくれたからー」 いかがだったでしょうか? 叶うことのなかった二人の恋 それでも、赤い糸で結ばれていたのでしょう。 ※この話はフィクションです。
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お~
結ばれたようで良かったです! 題名カッコいい!センスありますね!
最高!
こんにちは。まるもっこです=(^.^)= すごいキュンキュンしました(o^^o) でも両思いだったと分かった時にはもう男の子に 会えないなんて切なすぎる、、、 伊勢くんの素直な気持ちすごい好きです! 素敵な作品ありがとうございます! 次作も待ってます。 それでは( ´ ▽ ` )ノ
うわっわっ、へっ(混乱)
胸がギュンってしました(ギュンとは)。なんかもう、鷲掴みにされて振り回されてるくらい胸が苦しくなりました。 これ、子供に男の子の名前つけるってことは未練あるじゃないですか。でも結婚してるってことは旦那さんがいるじゃないですか…。旦那さんはどんな存在なんだろうって考えたらもう…もう胸が苦しい…っ! 妄想の捗る素敵なお話、本当にありがとうございました♪ (興奮しながら書いたので変な感想ですが、ごめんなさい(笑))
泣けるーーー
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。なけるーーー。みらいさーーん、またかいてくださーーい。うわぁぁぁぁぁぁぁぁん