君の心臓を突き破る
君の言葉で、私の心臓は突き刺さるように痛かった 私、成瀬 葵14歳。 私は天性無痛無汗症だ 痛みを感じない病気 そのせいか、小さい頃から 『痛み』を知らず、泣くことは無かった 友達も出来ず8年間過ごして 今は14歳。未だに痛みも知りません 今日は静かに本読んでいた 「あーおいちゃん!!」 久しぶりに人に話しかけられた 話すのだって多分久しぶり 「誰…ですか?」 「俺の名前は長谷口 空」 「空……ね…」 「私何の用?」 「いや、あの、急だけど俺と付き合わない?」 「…あ!あの…っ…はい…」 「え!?まじ!?やぁったぁ!!」 飛び上がっていた 呆然とした顔で空を見た 「あの…付き合うとか知らなくて……」 「なら、今度出かけようか!!」 コクリとうなづいた 次の日 真っ白なワンピースに 淡青色に輝くピアス 人と出かけるなんて久しぶり 「こ、こんにちは空」 「あおちゃん!やっほー!それじゃいくよ!!」 あおちゃん!? 手を引かれた 「ど、どこ行くの?」 「遊園地!」 「遊園地なんて初めて…」 「ふふっ」 「な、なんで笑うの」 「いや、表情を見せてるなぁって」 「い、行こ!」 ジェットコースター コーヒーカップ メリーゴーランド 私が知らないアトラクションに たくさん乗って『私』という 一人の人間についてたくさん知った 「あおちゃんジョットコースターでお花畑行ってたよ」 「まじで!?はははっ!!」 「あ!!笑った!!」 「そうかもね。あ、そろそろ閉店時間だよ。 帰らないと」 「あ!待ってお土産屋行く」 「はーい」 2分後たったと戻ってきた 「はいこれ」 「ん?」 私はもらった袋を開けてみた 「え?…」 イルカのネックレスだった 「イルカ好きなんて…言ったっけ?」 「まぁね色々」 「嬉しい!大切にする!!」 「私あれ楽しかった」 「分かる!!!あれいいよね名前なんだっけ?」 「んー……あ!」 「「ゴーカート!!」」 「息ぴったり!!」 「あははは!!」 「私、今日私が知らない私に出会えた気がする。空、ありがとね」 「いえいえ。俺も楽しかった」 すると急に空が立ち止まった 「あ……あおちゃん……危ない…危ない!!逃げて!! あおちゃん!!あおいぃぃぃ!!!!」 信号を通ってた私に全力で叫び私の背中を押した ふわぁっと体が前に倒れた 「っ!いった……空?」 もしかして…と思ってバッと後ろを向いた ダンッ!! 空は車に衝突した 血は飛び散りワンピースについた 空は空高く舞い上がるように 地面に叩きついた その姿はスローモーションのように見えた 「そ、空?ねぇ?そら?空ってば!! ねぇ!!ねぇ!!」 体をゆさっても起きない 「空!!!空!!ねぇ!!起きて!そら! そら…そら……っ…… これ以上私を一人にしないでよ………」 三日後先生の話で聞いた 空は死んだと その時初めて苦しみ、悲しみを知った 胸が締め付けられるように痛かった あぁ……これが『痛み』か 友達も彼氏もいなくなって また、一人ぼっちの私からリスタートするんだ 忘れよう忘れていつも通りの静かな生活を戻そう …っ…… 「忘れられるわけない……」 会いたいよ……空 うるさい教室で本腰に静かに泣いていた イルカ、可愛いなぁ…… 家のベットで見上げていた カサッ ん?何かが落ちてきたどこから? 何これ?…それは紙切れだった 折りたたまれていた紙を開けると あ… 『葵へ』 もぅすぐ俺はいなくなる 葵を一人にひてしまうんだ 俺は病気だったから手紙を書いてみました 僕は君に恋をしている 余命がわかって後悔したくないから告白したんだ。 遊園地、楽しかったよね 他にもデート行ってるかな? 寂しい思いをきっとさせたよね ごめんね ごめんね でも俺は死んでも君を好きでいる さよなら葵。 っ…… ごめんのところ涙で滲んでる 胸に何かが突き刺さった 痛い…痛い……痛い痛い痛い!!!! 『あああああぁぁぁぁ!!!!』 さよならなんて言わないで 最後まで一緒にいたい ずっとずっと!! 一緒にいたかったんだ…… 私はその日 悲しみ、苦しみ、嬉しみ 人が持つ感情を覚えた 痛み を私は一番知ったんだ 5年後 私は医者になった 私みたいに愛する人を無くす人なんて そんなことさせないから 空、私のこと見守ってくれるかな? するとかすかに聞こえたんだ 『分かってる。ずっと見てるから頑張れ!』 と、優しく無邪気な声が聞こえた
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やばあああ!
え やばい こーゆーのすきかもしんない れなさん天才! 同じ年齢!?
すごい!
ただただ、すごいすごいすごい!! 天才的!
あれ、、目から汗が……(涙)
こんにちは! ましろです(*´∀`) まず始めに。。 私、無痛無汗症っていう病気知りませんでした………(笑) でも小説の中でしっかり説明してくださったのでググる必要はなかったです!ありがと~(?) 天性無痛無汗症っていう病気からこんなにもストーリーを膨らませられているのがすごいなああって思いました! なんかほんとね、、 途中で泣いちゃった(笑) 『胸が締め付けられるように痛かった』 ってとこがすごい私も「うぐはぇっっ」てなった(つまり胸が痛くなった) あと個人的に「あおちゃん」って呼び方好きだわ、、 地縛少年花子くんを思いだs((殴 ラストは心がこう……ふわっってなるいいendで心が温まりました(`・ω・´) 次作楽しみにしてます!
最高にいい話ぃぃ!
会いたいよ空… の所がまじ切なかった。 とにかく言葉1つ1つに思いがつまってました。 話の講成も素晴らしいし…! とにかく最高でした!11才ですか?すご…! レナちゃん、この話人を感動させるカがあります! 応援してます!
うっはぁ
すっごく好みのお話でした…!読んでいてもうずっと眉寄せてました。最高すぎました(´・ω・`) 無痛症、という設定を最大限に生かした物語の構成で凄いなって思いました。病気設定は、病気にしては軽くない…?という話になりそうで、怖くて書けないのですが…いやぁ流石だなと思いました(*´ω`*) 素敵なお話ありがとうございました!次作も楽しみにしています♪