月夜と少女
僕は嫌いだ。身勝手なこの世界が、人に打ち解けられない自分が、ぐちゃぐちゃな人間関係が嫌いだ。だから僕は自殺した。ーーーはずだった。 「っっは!あ、れ?ここは?真っ白な部屋‥異世界?」 「目が覚めたか」 「っへ!?」 びっくりしすぎて変な声でた。僕に声をかけてきたのは小学3年生くらいの少女だった。長い銀髪に黒いワンピースを着ていて不思議な雰囲気を見にまとっている。 「‥君は?」 「私は死神だ。本来なら君の魂を取りに来た。」 「そっか‥じゃあ早く取ってどうぞ」 いらないんだ。こんなめんどくさいモノいらない。 「ちょっと待て。“ 本来なら” だぞ。あと命はモノじゃないぞ。」 「エスパーかよ。」 「‥死神だからなw」 なんなんだろう。悪いやつではなさそー‥だめだ。前もこうやって裏切られたんだぞ。僕の悪いクセだ。 「なんだ?君、裏切られたんだ。それで死にたいと‥でも大丈夫だ。」 「それだけじゃないー‥?」 「私と話すと死にたいなんて思わなくなる。話してごらん?」 はい?何言ってんだ。この人ー‥じゃない、こいつ。 「魂を取りに来たんだろ?」 「あ、聞いてなかったか? “ 本来なら” って言ったぞ。あと名前言ってなかったな。私の名はクロムだ。」 「‥クロム。じゃあなんだよ僕を死なせないように‥助けに来たって事かよ。」 「そうだよ。君には生きてもらう。」 「っ!?‥‥僕そんな悪い事した?」 「っはは、してないよ。心あたりがないはずだ。ただ話聞くだけ。」 「それじゃ、普通のスクールカウンセラーの人みたいじゃないか。」 「そうだな。死神カウンセラー‥かな」 「絶対誰も来ない、w」 「なんかひどくないか?」 二人で笑った。不思議と涙がこみ上げてくる。あー、ダメだ。僕のほおには大粒の涙が溢れ出ていた。 ー僕は誰からも必要とされなかった。僕はいつからか置物だった。「大丈夫?」なんて言われたことなくて、いつも一人で笑ってた。僕は必要とされる人になりたくて、誰かから頼られたくて、認められたくて、いい子ばっかしてた。自分をおし殺して理想の自分を演じてた。いつからか「自分」さえ分からなくなった。 「誰かに、誰かに」の “誰“ かなんて分からずに僕はコワレタ。 僕はボロボロになりながら辛かった事を話した。クロムは何も言わずに聞いてくれた。ぐちゃぐちゃな僕をきちんと見てくれた。初めて心が救われた気がした。 「君は、自分の意見を聞いたことはある?」 「っ‥‥ない」 「きちんと自分の言ってる事を聞いて、きちんと自分を褒めて、人生を楽しんで生きていくんだぞ。」 「‥‥死神に、まともなこと言われるとは…w」 「っ!‥失礼だぞ。死神差別だ!」 「っっははww」 「じゃあな君‥‥じゃなくて、ーー優くん。」 ーーーーーー「‥‥んん‥っっは!あ、れ?自分の部屋‥? っあ。」 外を見ると夜で、不格好な三日月が明るく見えた。なんだか静かな気持ちになった。また今日がやってくる。 ~~~~**~~~~ 最後まで見ていただきありがとうございます。初めて書きましたが、どうだったでしょうか。 ぜひ、感想聞かせてください。まってます。
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良かったです!
どうも、鈴木爆撃機です。 すごく面白かったです。 ストーリー性もあって、構成も良くて、主人公と死神のやりとりもテンポが良くて、最高でした。 そういえば、サイダーさんは、このサイトで、悩みの相談を送っていましたよね。 こういう小説は、そういう方々だからこそ、書けるものだと思っています。 とりあえず、立ち直れたみたいですね。良かったです。 最後に、この作品、最高でした。 それでは、さようなら。
ひとつアドバイス
あーやです^^* 初めてでここまでかけるって、凄いと思う! 内容は凄く素敵ー! ただ、ひとつアドバイス! 「」を使う時は、行を変えると分かりやすいよ。 「こんにちはー。」 「あ、○○さん!」 みたいな感じで。 次の作品も楽しみにしてるね(*^^*)