生徒会室
ここは、学校の校舎の2階の端っこ。4人の生徒会役員が活動する生徒会室です。そして、私の目の前にはこの学校が誇る完璧生徒会副会長、坂本翔先輩がおられます。しかし今日はいつもなんでも飄々とこなす先輩が悩んでいる様子。おそらくその原因は、この学校が誇る天然生徒会長、小野智恵先輩。 「副会長、どうしたんですか?」 「んー、ねぇ樹里ちゃん、俺の好きな人、分かる?」 「あ、はい。なんとなく」 「だよな!俺さ、結構頑張ってると思うんだよ。」 「ですね。会長は気付いてないんですか?」 「多分、、。俺が遠回しに告っても全然反応ないの。ハァ」 「まあ、会長ですから。、、えっと、副会長は会長のどこが好きなんですか?」 「え、んー、、なんだかんだで頑張ったりとか、抜けてるけど人のために動いてたりとか、、、。やべ、思った以上に恥ずい。これはあいつに聞かれたら死ぬパターンだ。」 「副会長、、(萌)」 ガラガラ 「うわっ!びっくりした。あれ、遅かったじゃん、和。」 今到着したのは私と同じ執行委員の野々宮和。頭の切れる男である。 「翔先輩、もしかしてなんか会長に言いました?」 「いや、言ってないし、会ってもない。」 「、、さっき会長、ドアの前で突っ立って顔真っ赤にしながら嬉しそうにしてましたよ。今は職員室行きましたけど。」 「、、、。今じゃないんですか?副会長。」 「ごめん。ちょっと行ってくる。」 ー職員室前ー 「失礼しました。」 あ、智恵。よし。 「智恵。」 「、、、。翔、どうしたの。」 「ねぇ、さっき、聞いてたんでしょ。」 「、、、なんのこと?」 「嘘つけ。目が泳いでる。まぁ聞いてないっていうなら言ってやろう。、、俺はお前が好きだ。俺と付き合って。」 「、、、ダメって言うと思う?」 「分かんないだろ?」 「そっか。そだね。じゃあもちろん!よろしくね?」 ヤバい、可愛い。 ーその頃の生徒会室ー 「あの2人うまく行ったかな?」 「行くんじゃない?ずっとあの2人両思いだったじゃん。なんで気付がなかったのか不思議だな。」 「それな。まぁこれからも、2人の先輩の恋を応援しますか。」 ー数日後ー 「ねぇ聞いた?やっと会長と副会長くっついたらしいよ。」 「やっと?長かったねー。」 「会長!おめでとうございます!」 「副会長!やっと告ったんですね!長かった、、。」 「「え?みんな知ってたの?」」 カップル成立の噂は全校に広まり、あっと言う間に2人は学校公認カップルになりましたとさ。
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
すごい!
二人のやり取り、めちゃくちゃかわいいですね!大好きです! そして、みんな知っているというオチ。そこに二人の天然さが表れて、それもめちゃくちゃかわいい!
素敵!
青春ダァーーー! 凄い!憧れる! ∇ ∇ ・ ・ (oo)
いい!
言葉から想像できました! 上手!付き合えてよかった!