短編小説みんなの答え:2

窓から見る満月

清潔感のある、真っ白な病室。窓には、満月が覗いていた。 目の前にいる彼女は、ぼんやりと満月を見ている。 急に不安になった。このまま彼女が、満月に吸い込まれてしまうのではないかと。 「満月、綺麗だね」 月を見たまま、彼女がそう呟いた。 「うん、そうだね」 僕は肯定することしかできなかった。 彼女と同じように、満月を見つめる。 「また一緒に、見れるかな」 彼女が振り替えって、僕を見た。その瞳には、涙があった。 彼女の手を握った。胸が苦しい。 「見れるよ、見よう。二人で」 もう遅くないんだ、先に逝ってしまうんだ。もうすぐで、彼女に触れられなくなってしまう。 出会いがあれば、別れがある。 そんなこと、知っていた。でも、いざ別れが来ると、とても苦しかった。 泣きたかった。でも、苦しいのは彼女の方だ。 「そうだよね。でも、今度は」 彼女が僕を抱き締めた。彼女の腕は枝のように細かった。 「窓越しじゃなくて、外で見たいな」

みんなの答え

辛口の答え

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良いね!!!!

とっても良い! 頭に浮かんで来ました! 😂🤣😭


素敵です…!

気になったので読んでみたのですが、思っていた以上に心を動かされました。 『月に吸い込まれる』とか『先に逝ってしまう』というような言葉づかいが切なくも綺麗だと思います。『窓越しじゃなくて、外で見たいな』なんていう主人公の悲しみがひしひしと伝わるセリフで余韻まで残して終わって、本当にプロが書いた文のようだと感じてしまいました。 またここに何かあげてくださるのでしょうか。あがったら、必ず読みたいと思います。勝手に期待しておきますね。


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