短編小説みんなの答え:2

子狐

私は人間じゃない。あやかし、妖怪だ。 厳密に言うと狐のあやかし。そんな妖怪の端くれの私は今人間の小学生として生活している。なぜかというと、私の暮らしていた里の長から人間の中でも恐ろしい子供を観察するという任務を言い渡されたからだ。……私まで子供の格好に化けて人間の学校に通うなんてやりすぎだと思うけど。まぁ、長には逆らえないしね。 「金野ちゃん!」 「金野さん!」 私は情がわかないように冷たく接しているのにクラスメイトは毎日話しかけてくれる。そんなクラスメイトにどんどん惹かれていく私がいるのも事実。嗚呼、私は本当に妖怪なのだろうか。でも、いつも考えは堂々巡りするのだ。  そんな時、私が通ってる学校にかの有名な誘拐犯が現れた。しかも、私のクラスで私のクラスメイトや私を人質にとって。でも、先生達は反撃をしないし警察も呼ばない。私は妖怪ならではの能力を使って先生達の記憶を探ってみた。……成る程、先生達は警察を呼ばないように全てのコンピューターを奪ったのだ。 犯人のうちの一人が銃を私のクラスメイトううん、友達に向ける。 許せない!そんな気持ちが知らず知らずのうちに芽生えた。嗚呼、私はこの子達を好きになってしまったのだ。 「ふぅぅぅ……」 私は特大の深呼吸をすると立ち上がり犯人たちをにらんだ。 「私は狐のあやかしだ。私の友達を返せ!!」 「おい!座れ!」 犯人たちの声も気にせず私は手を広げる。 「妖怪に歯向かうとこんな目に合うのよ!」 フフフ……と、私は不敵に笑うとパンっ!と手を合わせた。  その後、警察が突入した際には犯人達の姿はなく、教室の真ん中に狐の尾を揺らした華奢な女の子が立っていたそうだ。

みんなの答え

辛口の答え

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金野さん、かっこいい!!

そして、 「妖怪に歯向かうとこんな目に合うのよ!」 が、こわかっこいい!    ↑どんな表現だよ笑


おぉ~

面白いですね


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