イツワリ
「ーーあのっ、私、緒方(おがた)くんのことが…好きですっ!」 「…ごめん、俺好きな子いるから」 緒方くんはそう言うと走っていなくなった。 好きな子、いるんだ… 緒方くんには幸せになって欲しい。だから…諦めよう。私は唇をキュッと噛み締めて重い足取りで教室へ向かった。 教室は私の荷物がポツンと置かれていた。ため息をつきながらスクールバッグを肩に掛ける。 「…ゆずな」 名前を呼ばれ振り返ると、幼馴染の旬(しゅん)がいた。旬は弱ったように目を細めつつ、私の頭にポンッと手を乗っけた。 「…良かったな」 「え?」 「…想い、伝えられて」 「…なんで知ってるの?」 「ごめん、こっそり見てた…俺、ゆずなが好きなんだ。幼馴染っていう関係じゃなくて…“好きな人”なんだ」 旬は顔を赤らめながらそう言った。 でも…私、もう、『好き』が分からないよ…『好き』になるのが怖い… そう告げると、旬は「うん」と頷いた。 「今すぐじゃなくていいから」 「…ありがとう」 旬の広い胸に抱かれながら、いつかはまた誰かを好きになれる、という事を確信しつつ小さな笑みを浮かべた。 ーーーー くりです!感想待ってます。
みんなの答え
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おおおー
とってもすごい!めっちゃキュンキュンするーー
今回も神やんw!!!
短いけど面白かった!!
さすがくりさん、すごいです!
元ななの修菜(しゅうな)です! 短いのにこんなにすごいとは…。 しかも10才で…あ、毎度毎度すいません! 絶対才能ありますて…! もちろん、これからも応援しています!
神やん!!!
すごすぎー!
可愛い!
短いけどゆずなの心情がわかりやすかった!
読みやすい!
こんにちは。 読みやすくいいですね!それにショ-トショ-トスト-リ-で私が一番好きなパ夕-ン! 最後さらっと終わるんじゃなくて告白されてからといういい感じの終わり方ですね。