勇者兼王様のお話
僕は正義の心を持った勇者。 ある日、突然王様に呼び出され、 「あ、キミ、今日から勇者ね。」 と言われたから勇者になりました。自分でも適当な決められ方されたと思います。 そんな王様はすでに先日亡くなっていて、旅に出ていた僕達にもスマホで連絡が来た。 それだけなら良いのだが、「王様亡くなったから次の王様勇者さんね。」とまで言われた。何で旅で国に不在の奴に王を任せるのか。 まあそれはどうでもいいや。 「勇者さん、次はどこをやっつけるんですか?」 と相方の女賢者、ロウナはワクワクとした様子で話す。 ロウナは僕が冒険の旅に出発する直前に仲良くなり、流れで2人で旅に出ることになったのだ。 最初は友達の様な感じだったが、最近正直...良い感じ...だ。まあ男女コンビだから...多少はね...。 いや、これも別にどうでもいい。 まずはロウナの質問に答えるべきだ。 僕は王様からもらった「悪い人リスト」を見た。このリストには、悪行を積み重ねた悪い国が載っていて、僕達の目的はその国達全てに制裁を与えることだ。すでにこのリストに載っている国の60%に制裁を完了している。 「えーっと、つぎは「ノトバド」ってまあまあ小さい国だね。他の国の人達を虐殺し続けたんだって。」 「うわ...非道いね。早く制裁を与えないと。」 「うん、急ごう。」 そして僕達はノトバドに戦いを仕掛けた。実は僕達は強い。普通の国なら余裕で勝てる。 そして僕はノトバドの王を自らの手で倒し、ノトバドを自らのものとした。 ただ、このままだとノトバドの国民がかわいそうなので、働く場所を与え、そこで働かせることにした。 そんなことを何度も繰り返し、「悪い人リスト」も86%埋まってきた頃、 「オイ!止まれ!俺たちは勇者だ!」 いつもの様に目的地に歩いていると、勇者を名乗る4人組に大声で怒鳴られた。 「は?勇者は僕達でしょ?」 僕は勇者を名乗る奴らにそう言い返した。すると、 「は?お前、罪の無い国の王様を倒し、罪の無い国民を無理矢理奴隷の様に働かせ、それを何回も繰り返す。それのどこが勇者なんだ!」 僕は本当に戸惑った。すると隣でロウナがクスクスと笑っているのに気づいた。 「まだ気づいてないんですか?勇者ヅラしてさぁ。あなたがしていたのはただの自己中な勇者ごっこだったってことだよ。」 意味が理解できない。だがロウナは続けて喋り続ける。 「つまりあの悪い王様に利用し続けられただけってことだよ。アイツね、魔王なんだよ。それを知らないお前はまんまと使われて、事実上魔王になったってこと。」 その時僕は理解した。自分は勇者ではない、魔王側の人間だったことを。 「じゃあ、サヨナラ。」 ロウナが去ろうとする。 「オイ!ちょっと待て!ロウナ!お前は何者なんだ!」 その答えを聞く前に、僕の意識は薄れていっ...た...
みんなの答え
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無題
悲しい展開ですね・・・ 結局ロウナは何者だったんでしょうか。良い人ではなさそうですが。
まさかのエンディングでした!
最後の結末、そんな終わりだとは! 私には考えつきませんでした^^; さすが鈴木爆撃機さん! 一つだけ、気になったことです… 「です・ます」と、「だ・である」が少し混ざってる気がします! これ使い分けるのなかなか難しいですよね^^; でも、すごく面白かったです! ぜひまた書いてください! 絶対に見に来ます!
まさかのエンディング…。
予想外のエンディングでしたね…! すごくびっくりです。 この勇者(主人公)可哀想ですね…。 ロウナも知ってて仲良くしてたんですね。 何とも言えない感じです。 この小説の冒頭を見て、ある曲を思い出しました笑 しんでしまうとはなさけない! という曲です笑 時間があれば聞いてみてくださいね笑 何か違う話になってしまいましたが…。 また書いてくださいね! では!