もし君が僕を好きじゃなかったとしても。
「蒼太~。一緒に帰ろーぜ!」 俺は野々村蒼太(ののむらそうた)。 中学2年生。 『おう!帰ろーぜ!』 俺はクラスメートの佐々木智也(ささきともや)と帰り道を歩く。 『…………あのさ、智也ってさ、好きな子………とかいんの?』 前から気になっていたことをさりげなく聞いてみた。 「んん~。好きな人ぉ?…………強いて言うなら綾乃かな。」 綾乃って言うのは、智也の幼馴染み、楠木綾乃(くすのきあやの)のこと。 『そっ………かぁ』 「そっ…そんなお前こそ、好きな子いんのかよ?」 『おっ…俺かよっ。え…お…俺は………』 「俺はぁ~?」 『……美雪先輩…………かな』 「美雪先輩ぃ?って、3年生の福田美雪(ふくだみゆき)先輩かよ。」 『おう……。そ…そうだけど何かっ!』 強めの口調で言ってみた。 好きな人なんて聞かれると、耳の方まで熱くなってくる。 まあ、聞きだしっぺは俺だけど。 「あ、俺こっちだから。じゃ、また明日なぁ~!」 『おう、また明日。』 __________________ 「おはよう蒼太くん。」 『わっ、って、楠木か。』 「蒼太っ、おはよ」 『おー、智也。おはよー』 「やばいよ、二人とも!一限目始まっちゃうよ!」 楠木が急かすと、 「うわっ、マジじゃん、急げぇぇっ」 智也も楠木も俺も、教室にダッシュしていった。 __________________ 『智也~。一緒に帰ろーぜ』 「悪ぃ。俺今日直接塾行かなきゃでさ。 」 『そっか。じゃ、また明日』 「……あっ…あのっ………!」 __美雪先輩。 振り向くと、キレイな髪を1つに結んだ美雪先輩が何かを持って立っていた。 『はいっ………』 「あ……す…すみませんっ!……人違い…でした」 『そう……ですか。』 寂しかった。悲しかった。辛かった。 美雪先輩にフラれた。ような気がした。 でも。でも。 __もし美雪先輩が俺を好きじゃなかったとしても。 ずっと俺は君を好きでいるから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー いかちゃんですっ♪ コメントまっております(^-^*)
みんなの答え
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人違いだったなんて…
でも、好きって気持ちをあきらめず 蒼太さんすごい!
ゆっ様です!
私的には、そのあとどうなったかも知りたい! また書いてください! ゆっ様
まーちゃんです!
すごいですね(^-^) めっちゃ良かったです!
ゆゆだよ~☆☆☆
上手いね! 登場人物の言葉とか、ほんとに、喋っているみたいに、リアルで。 スゴく良かったよ。読ませてくれて、ありがとう♪♪♪ ゆゆでした~☆☆☆