ゆめの命
私は未来。高校一年生。動物が大好きでうまれたときから飼い犬のゆめとずっと一緒。ゆめは私や家族の事が大好きだった。どんなときでもしっぽをふってくれていた。私が辛いときは私の頬をペロペロとなめてくれていた。楽しいときはまるで自分のことの様にしっぽを振ってくれていた。私の言葉がわかってくれていたのかはわからないけれど、まるで人間のように感情豊かな子だった。毎日散歩に行き、私が学校に行ってる以外はずっと一緒にいた。 ある日私は念願の高校に受かり初の登校日。私は動物についてを深く学ぶことのできる高校を受験した。将来は獣医師になりたいのだ。そのために私は毎日勉強をして今までにないほど勉強の日々を過ごした。自分でもすごく頑張ったと思う。そのおかげで憧れの高校に受かることができた。たくさんの友達をつくって将来の夢を叶えたい。そう思っていた。 それからすごく楽しい日々を過ごした。大好きな動物についてをたくさん学び、たくさんの友達ができた。毎日がすごく楽しくて学校に行くのが楽しみになっていた。 その日、家を出る前にワイシャツの襟を整えていたら、トコトコとゆめが寄ってきた。もうすっかり年をとってしまった。珍しくゆめは私にワンワンと吠えた。「ゆめ、どうしたの?学校いってくるね!」そう言って家を出た。でもゆめは私のスカートをひっぱったりしてなかなか行かせてくれなかった。お母さんにゆめをだっこしてもらって無理矢理家を出た。学校の帰り、お友達とプリを撮ったりして遊んでいた。するとお母さんから急に電話がかかってきた。 「未来!大変!ゆめが倒れた!早く帰ってきて!!」と。何がどうなったのかわからないが緊急事態が起きてるのは間違いない。遊んでいた友達に謝って走って帰った。今までにないほど冷や汗をかいた。そして家のドアを開けリビングに入るとゆめが毛布にくるまれて倒れていた。お母さんとお父さんに撫でられて。「ゆめ!」そう叫んでゆめの頭を撫でた。ゆめはうっすら目を開けてこちらをみた。お父さんが悲しそうに 「ゆめは心臓が昔から悪くてな。年も年だしもしかしたら死んでしまうかもしれない」と。私は信じられなかった。本当に死んでしまうのかと。急に現実を突きつけられ私はゆめを撫でることしかできなかった。 私はふとゆめとの思い出を振り返った。ゆめと散歩の途中に細い道を見つけてそこを通ってくっつきむしだらけになってお母さんに怒られたこと。私の大切なおもちゃをゆめが壊して喧嘩したこと。私が友達と喧嘩したときずっと隣にいて頬をペロペロしてくれていたこと。考えると考えるほど思い出がよみがえってくる。よく考えると最近は全く遊んだり散歩に行ったりしてあげられていなかった。 ごめん。ゆめ...ほんとごめん。今から反省しても意味ないのに後悔ばかりしてしまう。 自分は獣医師になりたいと思っているけど一番大切な飼い犬を大切にしてあげられていなかった。自分の目の前にあることに精一杯になってまわりを見れていなかった。 気づくと私の目からは大粒の涙が溢れていた。するとゆめはのっそりと体をおこし、私の頬をペロペロなめた。そしてそのままゆめは息を引き取った。 ゆめにとって楽しい一生だっただろうか。ゆめとの思い出を振り返りながら私はずっとゆめを抱いていた。 ふと今日の朝のことを思い出した。ゆめは私のスカートを引っ張っていた。あれは私に、最後くらい遊んでよ、一緒にいてよってゆめなりに頑張って伝えてくれていたのかなって。 これから毎日を大切に生きよう。ゆめが教えてくれたことを活かせるように。ゆめの命を無駄にしないように...! このお話を読んで少しでも命の大切さを考えてくれると嬉しいです!感想待ってます(*´ω`*)辛口コメントはやめてください...( >Д<;)
みんなの答え
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悲しい...
我も犬を飼っていて、今3歳だし、病気も無いから寿命はまだまだだけど.......こういう話を読むと怖くなってしまいますね。 犬の寿命は、だいたい15年だから 今の内に思い出作らないと。
感動と生活を見直せる素敵な話!!
こんにちは!グレープフルーツです! 今回しゅななさんの話を読んで、とても感動しました!ゆめが未来に見せる行動や、未来を思うゆめの行動に感動しました! 私もペットを飼っているので、命の大切さを知ることができました! 後から後悔しないような生活を送っていきたいと思います!! 素敵なお話をありがとうこざいました!!
泣いた・・・
途中、目頭が熱くなって泣いちゃいました。何度読んでもいい話です。ゆめちゃんありがとう・・・。本にしたらきっとめっちゃベストセラー小説になりますよ・・・
感動的…!
はじめまして! 私、将来の夢がダンスの先生か、 獣医さんなんですよ。 ゆめちゃんは、ゆめちゃんなりに未来ちゃんに 最期くらい、って言いたかったんですね…。 前、似たようなことありました。 前のインコ、さくが、私たちが出かけていて、 帰ってきてから亡くなったんです。 最期まで待っていてくれました。 お母さんも、泣きながら 「何で泣いてるの?笑った顔見せて?」 と、さくが話しているように 私が笑顔になるようにしてくれました。 命の大切さに、改めて気づきました。 ありがとうございます。