雨が上がって、恋が終わって。
雨が上がって、君が笑う。 下に見える急坂には虹色の傘が各々広がっている。 風が湿った土の匂いを含み、髪を撫でる。 たくさんの水滴がキラキラ笑って、眩しくて眩しくて。 目を細めながら見つめるのだけれど、なんだか胸がうずうずして。 笑顔の君と、真夏の太陽が重なって、何よりも眩しくて。 私も笑いかけるけど、泣き顔になってないか心配で。 胸が苦しくて、でも君が眩しくて。 何よりも君が欲しかったのに。君のものになりたかったのに。 それは叶わないようで。 綺麗だねって呟くと、君も、綺麗だよねって...。今この時間が永遠に続くのならどれだけよかっただろうか。 ただ、隣にいてくれるだけでいいの。なんて。 あーあ!あの子に取られるなんて。あーあ! ねえ...君は、行ってしまうんだね。 ずっと、ずっとずっと遠くへ。 私の知らない世界へ。 行かないでほしい。ねえ、ねえ!? なんで?どうして?どうし...て?ひどいよ、こんなの。 でも、これで、さよなら。もう決めたんだ。私と、君の。 こんなに自分が女々しいなんて思ってなかった。でも今はそんなのどうでもいい。 一歩、二歩、三歩。君があの子の元へ歩む。そんなに楽しそうにしちゃって...。 もうっ何もかもおしまい! 私は私でまたいい人見つけるし! あんたなんかよりもいい男をね! これは敗北宣言なんかじゃない。新たな幸せへのスタートライン。 今はまだ、辛いけど、叫びたいけど、泣きたいけどっ...あんたなんかのために泣いてやらないんだからね!! ばああああああああああか! 君のこと、本当に、ホントに、大好きだったんだから...。
みんなの答え
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お~!
表現力もあり上手! 良かった! 題名のセンスありますね!