つきのうさぎ
「ほんとだよー、私みたもん」 「嘘つききーちゃーん」 「あはは、うそつきうそつきぃー」 「嘘じゃないもん、ほんとだもん。うっ うっひっく」 やばい、きーちゃんが泣いちゃう。 ええいっ 「や、やめろー」 僕は思わず飛び出した。 「ひなた君、なんで。きーちゃん嘘つき なのに。」 きーちゃんを泣かせたハルちゃんが言った。 「き、きーちゃんを嘘つき呼ばわりする な!ハルちゃん達3人で1人をいじめる のは卑怯だ!」 てっきり言い返して来ると思ったら、 「もういい、2人とも行こ。」 ハルちゃん達はとことこ歩いて行った。 「はぁぁぁ、ビックリしたよ。いきなり ひー君飛び出してきたんだもん。」 「きーちゃんが何も言い返さないのが悪 いんだよ。」 きーちゃんが嘘つき呼ばわりされていたのは、つきのうさぎの事なんだ。 満月の昨日、きーちゃんが寝ようとしたらつきにうさぎがいたんだって。それできーちゃんの部屋に来て一緒に遊んだんだって。しかも、来月の満月の日月に遊びに行く約束をしたって言うんだ。 僕も嘘だと思ったけど、お布団に白い毛が落ちていたんだよ! 「ひー君もお月様のとこ一緒に行くでし ょ?」 「うん、うさぎもみてみたいし。」 「じゃあ、来月の五日にいつき公園に来 てね。もちろん夜に。」 そして、あっという間に五日がきた。 僕はこっそり家を出て、パジャマのままいつき公園に行った。 きーちゃんはもう来ていた。 「あっ、ひー君こっち。寒いねー。」 「上着を着てこないからだよ。ほら、僕 の上着の中に入って。」 「うん。暖かい。」 ニコッと笑うきーちゃんをみて、ドキッとした。 か、かわいい。 「あっ、うさぎさん来たよ!」 ええええええ! ホントにうさぎが空から来た! 「ひー君口あいてるー。」 うさぎが僕達の前に来ると、手招きをした。 まるで、おいでおいでと言うように。 気づいたら、僕達は空を飛んでいた。 耳にうさぎのカチューシャをつけて。 「わぁ、お空を飛んでるー。スゴーい。」 うさぎが耳で飛んでる姿は、可愛かった。 「到着です。ようこそおいでくださいま した。みな喜んでおります。」 ヨボヨボしたうさぎが迎え入れてくれた。 月は驚きでいっぱいだった。 食べ物は美味しいし、うさぎも可愛いし、幸せだった。 時間はあっという間に過ぎていった。 「きーちゃん、そろそろ帰ろう。まま達 にばれちゃうよ。」 「うーん、そうだね。おじいちゃんうさ ぎさんあたし達帰るね。」 「そうですか。さみしいですが仕方あり ません。皆の衆、お帰りになるそうだ。 急いで準備を。」 「ばいばーいうさぎさん、またね。」 僕は七井戸ひなた。 憧れの会社に勤めている。 「ただいまー。」 家に帰ると、奥の方から 「「おかえりなさーい。」」 妻の紀子と、娘のひなこの声が聞こえた。 「パパ聞いてー。昨日の夜ね、お月様か らうさぎさんが来たんだよ。それで ね、、、」 僕はその話を聞いて、 「紀子、この話なんか知ってる気がす る。」 「私も。」 あとがき こんにちは、ねこまるです。 楽しんでいただけたでしょうか。 小さい子がよく訳のわからない事言ってるなーと思ったことはありますか? 私はあります。 そこでうまれたのがこのおはなしです。 月にうさぎがいるという伝説は、本当なのか?嘘なのか? ひなたと紀子が体験した事は、夢か現実か。 お話を読んでくださりありがとうございました。
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こういう話好き! 小さい小供の所には、時々こういうことがおきるんだよねぇ… 後皆気づいてると思うけど、「紀子」ってき一ちゃんの事だからね! つまり2人は結こんしたと(ヒュ一ヒュ一)
すごい!
こんにちは、あゆゆです。 すごい! 参考にさせていただきます。
いい話ー
小さい子供を話題にした話初めてー マジ感動ー また書いて下さい!! 楽しみにしてます!
かわいい
かわいいお話ですね! ほっこりしました。。 ア二メとかにしたら、もっとかわいいでしょうね 「うさぎのカチュ一シャをつけて」といのもかわいいですね ひらがなでかいてあるので、「小さい子かなぁ」と思いました き一ちゃんやひ一君というのもいいですねぇ かわいいの塊ですわ また書いてください!
オー!!
すっげぇー!!! なんかほんわかしてて好きだよ! こーゆーの!