甘い香りの桜の木
風が吹く。君の髪が桜の花びらと一緒に宙に舞う 僕はただそれを見つめている 「景くんは背がちっちゃくて可愛いね。年下みたーい」 コンプレックスの背のことだって君に言われるのなら別に嫌ではなかった 「胡華の方が年下みたいだよ。幼いね」 自分でも低いなって思うテンションをできる限り高くする 「そんな事よりさ、一緒に新しく出来たカフェいかなーい?」 キラキラと光る君の笑顔に負けて「よし行こう」と言ってしまった 「やったー。景くんと一番に行けて嬉しい!」 胡華と僕は見ての通り恋人なんだ。ふと少し前のことを思い出す 「ねー景くん言いたいことがあるんよ」 胡華は僕の手首をガシって掴んで屋上まで連れて行った 「あのさ、私ね」 そう言いかけたところに僕が口を開ける 「ちょっと待った」 胸の鼓動が収まらない 「「君が好きです。付き合ってください」」 2人の声が重なる「「いいよ」」 2人とも頬を赤く染めて笑った 「あっ桜だー綺麗」 びっくりして前を見ると桜が満開に咲いている 「あんたもしかして告白事件のこと思い出しとったな?」 またニカっと笑い聞いてくる。大正解だ 「さーどうでしょうね。で、写真撮る?」 一番綺麗に咲いている、大きな桜の木の下で写真を撮ることになった 「はいチーズ」 胡華はジャンプして、僕は花を嗅ぐポーズをした。それなりに良かったと思う 「来年受験だけど絶対にまたここに来て2人で写真撮ろう」 胡華がそう言って小指を突き出して来たので。僕も小指を絡めて 「指切りげんまん嘘ついたら針千本のーます」 桜の甘い香りが僕たちを包み込んだ それから10日ほど経った 「あっ猫だ」 そう言って走り出してしまった胡華の背を追いかけることなくただ見つめる 「やばい」 なんと猫にトラっクが突っ込んできていた 胡華は猫を庇った。そしてフラフラと道路に倒れた 「大丈夫か。なんで庇ったりなんかしたんだよ猫を」 胡華は今にも消えそうな声を振り絞って 「猫を…助けたんだ…よ。偉い…でしょ?」 いつの間にか僕の目から雫が零れ落ちていた 「偉くなんかないよ。自分の命くらい自分で守れや」 胡華は笑顔で 「偉かった…って言ってよ…最期…なんだから」 気づくと僕は口を開けていた 「偉かったよ。よく頑張った」 そう言って胡華を抱きしめた 胡華は次第に冷たくなって息をしなくなった また次の春がやってきた あの写真を撮った桜の木に今いる 「自分が約束破ってどうするんだよ。針千本なんか飲ませたくないよ」 今まで堪えていた涙が止まらない 「 来年も絶対に2人で写真撮ろうって…こんな春寂しくて桜なんて綺麗に見えないよ」 その時胡華がいた時と同じようにまた桜の甘い香りが僕を包み込んだ それと同時に桜の花びらが舞う 「今度は僕1人で撮ろうかな」 何故か隣には胡華がいるように感じた 「私は天国行ってるよ。針なんか飲まされてませーん」 という声までもが聞こえてきたような気がした end こんにちは目高です 最期終わり方微妙な感じですよね…クオリティ低くて申し訳ない でも頑張って書いたので許してください
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ゆぅる¢だぴょん
自称、跳ねて跳ぶ系の動物 ゆぅる¢だぴょん こんにちはー!こんばんはー? 目高さんには初めて回答します! めちゃくちゃ最高でした! 臣ちゃんと同じく可愛くて切ない… そんな感じの小説でした! 言葉のセンスが良きですね!!! とっても素敵な小説ありがとう♪♪
針千本のーますっ(?)
可愛らしくも切ないお話で、とても面白かったです!特に「針を飲ます」というフレーズの使い方が凄く好きです(*´`)愛を感じました! 終わり方って難しいですよね。私、上手く出来なくて…でも目高さんは言うほど変じゃないと思いました。個人的には大好きです(´∇`)針なんか飲まされてませーんのところが特に(笑) 素敵なお話ありがとうございました♪
ネタはいい!
詩音です☆ 目高さんの作品は構成はとってもいいです! でも、ちょっと展開が早い気がします。 軸(ストーリー)に肉付けしてって物語を作るって言いますけど、今回の作品は肉付けが少し少ない気がしました。 でもまだまだ伸び代◎です! 頑張って下さいね!応援してます! さよなら! 追記、嫌味とかに感じたらごめんね!一応応援みたいな感じで書いたから前向きに受け止めてもらうと嬉しいです!