夢に広がる過去
「■■■は■■■■■■■■、■■■ちのことはいいから ■■く…はや■…■■」 「はぁ…はぁ…」汗だくになって目を覚まし、そばにあるスマホに手を伸ばした、 デジャブだ。ここ最近、同じような夢を見る。 私の名前は結束夏凛。両親がすでに亡くなっていることを除けば普通の女子高校生。 両親がなぜ死んでしまったのかは知らない。親戚に聞いても誰も答えてくれない。 きっとそれを知ってしまったら、恐怖に支配されてしまうのだろう。 あくびともにのびをして壁に掛けてある時計に目を向けると「20:57」夕食を食べてから二時間は経っている。 明日には祖母の家にいくと言うのに準備もしていない。 テレビを見ながらでも準備しようとテレビをつけると過去の事件の記録等を再現VTRで振り返るというものだった。 「10年前に起きた、遊園地で十数人殺害されたあの事件の真相は!」 私は驚いた、両親が死んでしまったのも10年だったから。 明日の準備を忘れ、夢中になってその番組を見た。 その番組を見終えた後すぐに眠りについてしまった。 気がつくとメルヘンな曲が流れメリーゴーランドや観覧車がある場所に来ていた。 「遊園地か」と呟き、時間を確認するために時計を見上げると、 「15:30」時間が戻っているのか?混乱していると、私の目に家族が写る、どこかで見たことがある 答えはすぐにわかった。10年前の私と両親だ。死ぬ前に残っていた一番新しい写真ととても似ている。 とすると、両親はこの遊園地で死んでしまったのか。 確かテレビで放送されていた事件は16:00に起きた。残り30分、私は10年前の家族の後をつけた、 つけている間に様々なことを思い出した。 この日は転勤した父に会いに来ていたこと、そして家族でこの遊園地に来ていたこと。 家族は噴水の前にあるベンチ休んでいた、ふと時計に目をやると「16:00」ついに事件が起きる。 後ろの方から叫び声が聞こえる、私は家族に「急いで逃げて」と叫んだ。しかし家族にはは届かなかった。 何度叫んでもそばにいっても気付かない。そして、凶器をもった男が私に近づき「もうだめだ」と思った瞬間、 男は私をすり抜け、家族のほうに向かった。私はこの世界では実体が無いことに気が付いた。 男に気が付いた家族は走ったが、男は追い付き両手に持っていた凶器を父と母に突き刺した。 父は男を押さえつけ、母は大声で10年前の私に 「あなたははやくく行きなさい、私たちはいいから、はやく…はやく…はや」 いつもだったら、聞こえない言葉が聞こえた。 「はぁ…はぁ…」汗だくになって目を覚まし、そばにあるスマホに手を伸ばした、 デジャブだ。いや少し違う、涙が出ていた。 「9:30」あのまま寝てしまったのか。夢の出来事を鮮明に覚えている。 「おばあちゃん、久しぶり。」 出迎えてくれた祖母に言い、家に入っていく。 祖母に昨日見た夢について話すと、祖母は私に 「忘れていたトラウマを克服出来たんだね。」 と言った。「なんで?」と聞き返すと、 「夏凛ちゃんは小さい頃に心に両親が死んでしまうという傷を負った、そしてその傷の痛みから逃れるために両親との最後の記憶を封印した。でも夢によってその記憶を部分的に思い出して傷を治そうとした。そして、ついに記憶を全て思い出してその傷は完全に治すことが出来たからね。」 「そっか、確かに今まではなんで私をおいて死んだのとか思ってたけど、今はなんか、私を守ってくれてありがとうって思う。」 この言葉を言ったと同時に私は泣き出してしまった。辛い過去の記憶を涙として出すように……。 読んくれて本当にありがとうございます。 初投稿のアスファルトです。 感想等あったら是非教えてください。
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
すごい!
こんな作品を読んだの初めてです。 感動しました😭
うぅ・・・ぼくも
ぼくもお父さんとお母さんを大切にするね。アスファルトさんのほかのたんぺんしょうせつあったらよんでみるね!またかいてねぇ~!
!!!
こんにちは、ゆずしおです。すごいです!わたしがみたなかですごくいんしょうに残こりました!
おぉ!
すごいですね! 続きが見てみたいです