あなたに逢いたい
ビュオゥッと強い風が吹き、線香の火がたやすく消えた。 それは人の命のようで私は、火を付けながら(彼も…こう簡単に戻ってきて欲しい)と思う。 半年前、最愛の彼氏が死んだ。原因は脳腫瘍。発覚してたった、四ヶ月でこの世を去った。今日は月命日。彼が亡くなって十ヶ月。まだ、私の時は止まっている。 「久しぶり」 声を出すとぽつりと涙が溢れ乾いた地面に落ちた。 …ねぇ、優(ゆう)くん。帰って来てよ。 その時、一層強い風が吹いた。砂が舞い目を細めた。すると、さっきまで無かった人影がある。 …優くん? 「舞花(まいか)」 優しい声。優くん、だ。 「優くん!」 駆け出して抱きつこうとするがアッサリと通り抜けてしまった。 そうか…幽霊、だもんね。悲しい。 「舞花」 「…何?」 ふんわりと、優くんは笑った。風が止む。 「舞花、大好きだよ。でもね…舞花には歩いて欲しい。過去のことも大事だけど、舞花は生きているから、ね。舞花、おばあちゃんになったらおいで。ゆっくり話そうね。だから…僕の分も生きて。歩いて。ね?」 「…優くん」 涙が溢れる。分かったよ、優くん。悲しいけど…私歩くから。数十年後に…会おうね。優くんの姿が薄れていく。 「優くんっ!またね!!」 「バイバイ。またね」 そう言い残すと優くんは消えていった。 私は清々しい気持ちで空を仰ぎ胸を張って歩き出した。 ー完ー *** くりです!結構頑張ったので感想待ってます!!
みんなの答え
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待ってました~!
コメント遅くなってごめんなさい! えっ10歳? またまたいっちゃってごめん! すごすぎだよ!くりさん! まじで神! 10000000点! 質問なんだけど、くりさんって男女?女子? 次回待ってます! 私、好きな人と話す回数が減りました。 悲しいです。 前まではただの友達だと思ってたので、普通に気軽に話せてました。 でも恋愛対象として見るようになって、うまく話せなくなって... 小説のコメントなのに、悩み相談しちゃってごめん! これからも永遠に応援しています!
出遅れたああ
え、なにこれ、神作じゃん……もっと感想きていいしみんな読むべきだよ!!
まぢ神やん*\\(^o^)/*
えっとぉ、めっちゃ良いと、思うょ! 舞花ちゃんもぉ、あたしみたいにぃ、カレピがぁ、出来るとぉ、良いねぇっ!!(^ω^) それじゃぁねぇ~(はぁと)
うっわ妄想捗るぅ
おばあちゃんになったらおいでっていうセリフが凄く好きです。 そこまで愛してくれるってことだよね…?で、おばあちゃんになった時に「頑張ったね」とか言いながら皺だらけの手を包み込んでくれるんでしょう?えー最高…なんて妄想が頭を駆け巡りました。 未来のことも、過去のことも想像したくなるようなお話で、惹き込まれました! 素敵なお話ありがとうございました♪
え、めっちゃ感動(´;ω;`)
のおっ!こんちゃ☆秋菜だよー♪ 初めまして!秋菜といいます!あっきー、秋菜、もちろんゆーな☆でもおけです!なんでも呼んでください! 本題へっ! くりさん初めまして!秋菜です! え、感動(´;ω;`) ナンデソンナニゴイリョクガアルノダ すごくよかったです! おばあちゃんになったらおいで…。 優くん優しすぎでしょっっ! なんか優二つあってわかりにくなった。 これからもよろしくなのだ~♪ じゃ、ばいちゃ♪
感動しました!この小説は、忘れられない!
とても感動しました!最愛の彼氏が、おばあちゃんになったら、会おうって言うところが、とても心にささりました。もし自分がそんなことを言われたら、彼氏さんの分も行けていかなければいけないって気持ちになります!!とても良かったです!!次の小説楽しみにしてますね!!