イケメン男子の幼馴染を務めてます!
騒がしいグラウンドに歓声と「菊田くーん!」高い声で叫ぶ女子の声がする。 野球部での練習で日焼けした真っ黒な肌が太陽の光を浴びて僅かに光る。 「菊田 巴」 保育園からの幼馴染だ。昔は「巴」「陽ちゃん」そう呼び合う仲で、いつも隣に居たのに気付いたら遠い存在になっていた。泣き虫で、いつも私が守ってたのに今では逆に守られている側で、身長もとっくに追い越された。 私は154cmで身長止まったのに巴は182cm。「何でだぁ…?」思わず口に出た。「何が」無愛想な低音が横から聞こえる。 丁度部活終わりなのだろう。タオルを首に巻いて汗を拭いている。 女子達は巴の横にいる私を睨みながら悪口でも言っているのか、小さく口を動かしている。 「イケメン男子は困るねぇ…」少しだけ馬鹿にした笑いを巴に見せた。 「…やめろって」眉間にシワを寄せる。 「本当愛想がないんだから。」前を向いて小さな溜息混じりに言った。 「あのさ、今日一緒に帰れる?」唐突に話を変えてきたが、いつもの事。「帰れるよ。何?私の事好きなの?」ニヤニヤしながら巴を見たが黙って冷えたスポーツドリンクを飲んでいる。気の所為かもしれないけど、少しだけ顔が赤らんでいる様に見えた。 巴を待っている間、私は鞄に入れてあるスケッチブックとシャープペンシルを持って、絵を描いていた。 巴の横顔を思い出しながら。 「…きもっ」後ろから巴の声がして、スケッチブックとシャープペンシルを鞄に入れる。 「あっそ。私ずっと待ってたよ?褒めろ~?」「はいはい、偉い偉い」乱暴だけど優しさを感じる手で私の頭を撫でた。 「これで良いの?」少しだけ照れ臭そうにするのが可愛くてまたウザ絡みをしたくなる。…けど今だけは我慢しようかな 「ありがと」巴に負けないくらいの笑顔でそう言った。 「礼なんて言う奴じゃないだろ、陽は。」「は?私だってお礼くらい言えるよ!」少し強気になったのは久しぶりに巴が私の名前を呼んでくれたって言うのもあるけど、バレてないかな。 「ふーん、凄いじゃん」 「何それー!」 真っ赤に染まった空の下、2人の少女と少年の声が響く。 そこに吹いた風は、どこか優しい様な気がした。 終 こんにちは、のうです。 下手ですが読んで下さると嬉しいです! コメント、待ってます!
みんなの答え
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タイトルに釣られました(笑)
どうも、ゆにと申します(*´∀`*) タイトルに釣られ読んでみました…が! …何これ、タイトル以上やん。 最初の出だしから引き付けられて、「早く告れ…」と変人のように念を送ってしまいました(( ラストは、まだ恋に目覚めてない、想われヒロインって感じの終わりでしたね! こういう終わり方も好きなんですよ~。 よし、また見に来ますね(笑) では~。
ワァ
ぺぺ!!!です! のうさんの小説久々に見たけどすっごい満足(日本語下手) 「相変わらず下手ですが」?いやもう何なら前より上手では…?? 大好きです!!
こんにちは!
こんにちは!愛園です! 久しぶりなのにこんな高クオリティ……(?) あの、間違ってたらすみません。神の方ですか?(( …とまあ冗談は置いといて のうさんの小説相変わらず好きです~。読みやすいし分かりやすいし… 全然違和感ありませんでしたが(?)今作は相思相愛なんですかね?のうさんは失恋系というイメージがあるので…(失礼) つい長文になってしまいました!次の作品も楽しみにしてます!あ、勿論のうさんのペースでね。
前言ったか忘れましたが旧.ゆづ(ぴ。)です
タイトルに釣られました~(言い方) 最高ですね…あ、今気付きましたが今回は失恋じゃない…!? 有り難う御座います助かります()