──────リセットおよそ100回目。
「…君は、だぁれ?」 夕凪の教室に、僕と君が二人。 「…ここは、どこ?」 君は困り顔で僕を見つめた。 「ここはね、夢の中だよ。」 君の二つ目の問いに答えてあげると、君はもっと困った顔になった。 「…夢の、なか?」 …これで、君の三つ目の問い。 「君が想像する、君の夢の世界。それが、この夢の中。」 ゆっくりと話してあげると、君はほんの少し、俯いた。 「…分からない。どうしてこんなところに自分がいるのか、分からないよ。」 四つ目。 「君が準備した、仮想世界。今日は、君が入れる日なんだ。」 もっと分かりやすくしたつもりなのだけど、君は少し悲しそうな顔になった。 「…ねぇ、君は、誰なの?」 嗚呼、一つ目の問いに戻ってしまった。 「…ごめんね。忘れてしまった。」 君が少し目を見開いた瞬間に、世界が180度回転した。 ───────リセット。 「…君は、だぁれ?」 これで、約100回目。 「…ここは、どこ?」 この困り顔を見るのも、100回目。 「ここはね、夢の中だよ。」 この返答を繰り返して、100回目。 「…夢の、なか?」 100回目。 「君が想像した、君の夢の世界。それが、この夢の中。」 100回。 「…分からない。どうしてこんなところに自分がいるのか、分からないよ。」 100。 「君が準備した、仮想世界。今日は、君が入れる日なんだ。」 百。 「…ねぇ、君は、誰なの?」 嗚呼、もうこれで何回目だろうか。 この世界の新たなリセットが近づいている。 はぁ、と息をついて、夕凪に染まった見慣れた教室を振り返る。 「ごめんね。忘れてしまった。」 また新たな世界が創造されてゆく。 眼を見開くこの世界最後の君を見つめ、僕は笑った。 ─────────リセット。
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スッゲー
すごくおもしろい
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こんにちは。まるもっこです=(^.^)= なんとも不思議な作品でした。 同じことが何度も繰り返されていく。 面白い設定で読者を楽しませるトリックがすごくいいなと思います! 読みやすくて最高でした! 素敵な作品ありがとうございます! それでは~
スッゲー
どうも目高です なんか不思議なお話でした 最後のところは疲れてしまって主人公が死んでしまったって事ですか?そして人生をリセットするみたいな、、、、 私の解釈はそんな感じでした ''君,,がリセットになる理由は何だったんでしょうか そこが少し知りたいなと思いました アドバイスになら無いと思いますが楽しく読ませてもらいました また次の作品書いて欲しいです 自分のペースで頑張ってくださいね 応援してます もし良ければ私も書こうと思ってるので見てくれたら嬉しいです! それではまたいつか!