消えない夏祭り 初めて書くのでご了承ください
1.赤坂大和の思い 俺はものすごくヘタレだと思う。 ある女の子に恋をしていた。木村葵さん。彼女に会ったのは中学生のとき。俺は実行委員や学級委員など、みんなにやらされるタイプだった。 一年生の頃、木村さんと同じ実行委員になったときがあった。そして二年生のとき、同じクラスで二人とも学級委員になり、話す機会が格段に増え、俺はどんどん惹かれていった。告白しようとはしたんだけど、勇気が持てずに月日が流れていった。やがて三年生になり、受験勉強中しなきゃと言い訳をし、逃げ続け、高校はバラバラになってしまった。新しい恋を探そうともしたんだけど、なかなか彼女のことが忘れられなくって、、、そして現在、高校2年の夏を迎える。 というかもう夏休み真っ只中だ。 なんなら新しく出来た友達に今日やる夏祭りに誘われている。来るだろ?というLINEにどうしようか迷っていた。 去年は高校生活に慣れず忙しかったので行けなかった。中3のときも勉強で行けなかった。久しぶりに行こうか。 「行くよ」 とだけ返事しておいた。集合場所なんかは勝手に決まるだろう。 「にしても2年振りか」 俺は意外にもワクワクしていた。 そろそろ時間だ。俺が住んでるこの街の夏祭りは駅周辺で開かれる。結構広いほうだと思う。家からチャリで10分くらいの公園で集合になっている。そろそろ行くか。 2年ぶりに来たけどあまり変わってないな。そう思いながら結構楽しんでいた。そうそう、ここのたこ焼きはほんとに美味いんだよな。と味わっていると、中学卒業までずっと一緒にいた親友の和也から電話がかかってきた。高校1年の年越し挨拶以来だ。 「あーもしもし」 彼はいつも気だるそうな様子で、それでもどこか頼れる人だった。久々に声を聞いた。 「もしもし、急にどうしたの?」「お前今祭り来てるか?」 来てるけど、どうしたんだろ。 「うん」 「そうか。で、お前まだ木村のこと好きか?」 え?なんで?なぜ和也が知っていたのか。と疑問もあったが、それよりもこんなところでそのことを聞くとは。困惑して答えられずにいると、 「どうでもいいが、一応伝えておく。祭りに来てるぞ。」 どこにいるんだろう。 「駅前のコンビニ前のところにいたぞ。」 思考を読んでいるのか? あ、切られた。あいつはいつもそうだ。他人に興味無さそうなフリして、いつも助けてくれる。 そっか、いるのか。今、近くに。 迷うことは無い。ここでヘタレればもう二度と会えないかもしれない。 「ごめん急用!」 そう友達に告げ、走り出した。走る必要は無いかもしれない。でも、そんなことどうでもよかった。事が急すぎて頭が回らない。とりあえず走った。 そろそろ和也が言ってた場所だ。そこには忘れることの出来なかった姿があった。 「木村さん!」 「あれ?どうして赤坂くんが?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2.私の気持ち 私は元々少し暗い子だったの。 親の勧めで始めた実行委員で赤坂くんという子に出会った。とても明るくて一緒にいると楽しいの。2年生になって同じクラスになった。赤坂くんと一緒に学級委員をやった。とても楽しかった。赤坂くんのおかげで私は自分に少し自信を持てるようになったの。そして私が恋してるって気づいたのは3年生後半。赤坂くんは受験勉強頑張っているみたいだったから告白なんて出来なかった。結局別々の高校に入り、お別れとなった。 私は今夏祭りに来ている。もしかしたら赤坂くんに会えるのではないか。そう思ったから。しかし会ったのは和也くん。しかも何故か彼にここで待っているように言われた。駅前のコンビニ前。その後和也くんは誰かに電話をしながら人混みに消えていった。いつまで待っていればいいのかな。そう思って人混みを眺めていた。何分たっただろう。もう動こうかと思ったとき、後ろから話しかけられた。和也くんかと思い振り返る。 「木村さん!」 「あれ?どうして赤坂くんが?」 あれ?どういうこと?なんで赤坂くん?嬉しいのと驚きとよく分からない感じ。 「あの、木村さんがここにいるって聞いて、来たんだ」 「なんで?」 「あの良かったら付き合ってください!」 「え」 「あ、間違えた。じゃなくて、、一緒に祭り回ろう」 うそ、今付き合うって? こんな不意打ちありなの?ほんとに心が騒がしい。 「はい。喜んで」 和也の目線の先には幸せそうに歩いている2人組がいた。彼らにとって絶対に忘れられない夏祭りになるだろう。珍しく和也は微笑んだ。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 最後まで読んでいただきありがとうございます。
みんなの答え
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すごい!
初めてにしてみてはすごく上手ですね!! 特に描写が上手い!もう天才じゃん!
初めてとは(哲学)
初めてにしてはめちゃくちゃ上手いですね… よく考えながら書いたんだなと思いました。 文章も、2人からの目線が綺麗に表現されていて分かりやすくてよかったです。 最後に、大和でも葵でもない和也からの目線になって2人の様子を描くのもすごくセンスがあるなぁと…
すっごい!!
うなぎですヾ(*゚∀゚*)ノよろしくね! すずさん神様級にうまい!! 私も小説書いてるけど、すずさん並みにはうまくないよ~( ´-ω-) また書いてね~(´・∀・`)♪
無題
え?初めてでここまでうまいの…?神様なの…? とてもとてもよかったです! 欲をいうなら和也くんについてもう少し具体的に書いて欲しかった! 次回作楽しみにしてます!!