未来への電車
今日も私はため息をつく。悩んで悩んでもう生きていても意味が無いのかもなんて考えてしまう。昔は私も楽しい中学校生活になるかと思っていた。だがその考えは甘かった。中学校に入ってそうそう私はいじめのターゲットになった。元々私のクラスには私とは別の小学校で虐められてたらしい子が居て、初めはその子が虐められていたが、私は元々正義感が強かったから、我慢できなくてその子を庇った。それから私が虐めのターゲット。その虐められていた子でさえ一緒になって虐めてくるんだから最悪。助けてくれる人なんて誰もいないんだ。 そして、耐えられなくなった私は今電車のホームにいる。飛び降りようとかでは無い。でも……「私なんて生きてても意味ないんじゃないの?」わたしは電車の音が聞こえてきた時に我慢していた糸が切れて、……飛び降りた。周りから沢山の叫び声がする。そして電車に轢かれた感覚があった時、私は何故か昨日に戻っていた。相変わらずクラスメイトに虐められて。何があったのかよく分からない。でも……このやり直せるチャンス、使わないわけが無い!私は「あんたたちって、惨めよね」と言う。クラスメイトたちは驚いたような顔をする。リーダー格の女子が「は?もう1回言ってみろよ」と、予想通りの反応をする。だから私は。「何度でも言ってやる!私を虐めてるあんたたちは惨めだよ」 リーダー格の女子が胸ぐらを掴んでくる。でももう何も怖くない。「あんたなんて何も怖くない!」……そっか。今までもこうすればよかったんだ。気づくのが遅かったんだ。私は。 そして最初に虐められていた子の時みたいに言う。 「そんなことして何が楽しいの?私から見たらただの惨めな集団にしか見えない。」これは、そう。このやり直しは、去年死んじゃったお父さんからのプレゼントだよね。 ごめんね。1回目の人生は約束を守れなくて。今回は絶対、約束を守るから! 「お父さんからの最後の言葉だ。幸せになってくれ。約束だ。」そう、お父さんと指切りしたんだった。お父さん、もう負けないよ。私は強くなるから。