天国行きの列車に乗り込んだ日
ここか。と私は顔をあげた。私の名前は、 ミク。目の前にはたった一両の電車。 見た目はごく普通の電車だ。 だけど私がここに来たのにはある理由があった。 やっとだなとふと思った。今日で私はやっとこの世からさよならできるのだ。辛くてしんどくて大変で。生きる意味なんかない毎日からやっと解放されるのだ。ゆっくりと電車に乗り込み私は青いシートに座った。 しばらくすると、もう一人電車に乗り込んだ。グレーのTシャツ。青のジーパンに長い髪を束ねた私と同じ年くらいの女の子。私の向かいの席にその子が座るのと同時に、ドアが閉まり列車が発車した。 すぐに放送が流れる。 【こんにちは。天国行き列車へようこそ。ここから約5時間。最後の旅をどうぞごゆっくりお過ごしください。飲み物やゲーム機、食事やお菓子などは全て座席したの黒いボックスに入っております。どうぞご自由にお使いください。】 あぁたった5時間でいけてしまうのか。そんなことを考えていると、前の女の子が話しかけてきた。 「あの、、、、。お名前は?」そう彼女に聞かれ、ミクです。と答えた。 「私はユノです。よろしくお願いします。」そう言うと彼女はにっこりと笑った。ユノと名乗る彼女に私は何故か安堵感を感じた。 「どうしてここに?」そうユノに聞かれてから私たちの話は止まることなくどんどん続いていった。話すうちに私とユノには共通点が沢山あることが分かった。 両親は離婚していること。離婚してから親はギャンブル好きになってしまい、見向きもされず、帰ってくるのは数日に一回ということ。学校ではいじめられて、友達なんか今までできたことがないこと。居場所がなくて辛くてついにここに来たこと。 それだけではなかった。 誕生日が今日であること。 親は2歳の時に離婚したこと。 二人とも生き別れた双子がいることも分かった。 えぇ!!そこも同じなの?!凄いね!!気がつくとタメ口でずっと笑っていた。こんなに笑ったのは生まれて初めて。それにしてもなんだか違和感を感じる程の共通点。まさか。と思い こんなことを聞いてみた。 ねぇ。ユノお母さんの名前何? 「えっと、、カオリ!カオリだよ。急にどうしたの?」 まって。いつかお父さんに聞いたお母さんの名前と同じだ。私も。ユノにそう伝える。 「え、、、。私も聞いたことがある。お父さんの名前。確かお父さんの名前は。」 『さとし。』 二人の声が重なった。 嘘。こんなことってあるの?! そう。生き別れた双子。それはユノだったのだ。私達はここで運命的な出会いをした。 それを知った瞬間急に死にたくない。と思った。まだ生きたい。ユノと生きていきたい。そう強く思った。乗ったことを後悔していた。すると放送が流れる。 【次停車致します。ここでこの世から最後のお別れをしてください。ここを通り過ぎるとこの世にはもう戻れません。あの世に行くのをキャンセルする場合はこの駅で降りて手続きをおこなってください。】 直後に電車はゆっくりと停車した。 降りよう。私はユノに言う。ユノは希望に満ちた顔で「うん!降りよう。」と言った。 あの日から1年が経った今日。2人で16歳の誕生日を迎えた。あの後両親は再婚。4人家族で過ごせることになった。凄く幸せとは言い切れない毎日だけど、前より確実に強くなった私達。友達であり双子であるユノと一緒に。 これからも毎日を強く生きてく!! 初めて書いたので分かりにくい所があるかもしれません。読んで頂いたことに感謝します!!毎日頑張って生きている皆さん。本当に尊敬します。皆さんは一人じゃありません。必ずどこかで繋がっています。 そのことを忘れないでください。 楽しかったので、また書こうと思います! ここまで読んで頂き本当にありがとうございました!!
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すごい!
黒いボックス使ってみたい笑
すごぉ!
こんにちは!yunaと申します よろしくねー(*^^*) すごいです!! お話すごく読みやすかったです! やっぱり生きるっていう選択を選んだんですよね すごく感動しました… 青いシートっていうのがすごく好きです(なんで 友達であり双子であるユノと一緒に。 の友達でありっていうところがいいなと思いました!* 友達っていう関係がまた素敵だなと思います! あとがき?最後の言葉も感動しました べあさんの短編小説また読みたいです!! 待ってますっ ぐっばぁい 素敵な作品ありがとうございました♪
泣けたー
最後いい終わり方でよかった! 私も頑張って生きようと思います!
めちゃくちゃ上手!
こんにちは!SUTRAです。 ベアさん、めちゃくちゃ素敵なお話ですよ! まさかミクとユノが双子だったなんて・・ それに、両親が再婚できてよかったです! これからもベアさんの短編小説を読みたいです!
わぁ、感動しちゃう!!
こんにちは♪アナから改名した恋音です(^^♪ れもんって読みます(*^^*) べあさん、すごいですっ、本当にすごいですっ!! 感動しちゃいました~(°▽°)ノ 双子が出会えたなんて~! 題名っめっちゃすごい!センスあるねぇ! 最後のあとがきもまたまた感動!! ってか15歳でしたね・・・。タメ口、許してください。 これからの作品も期待してます!! ではでは、ばいちゃ(@^^)/~~~