彼女の真実
「綺麗だなぁ。」 私はまりな。16歳。 たくさんの花びらが空中を舞っている。 いろんな学校で入学式や卒業式が行われている。 横を見ると子供が楽しそうに両親と写真を撮っていた。 ランドセルに黄色いカバーがつけてある。おそらく小学一年生だろう。 「私もあんな時があったのかな。」 なんの不安もなさそうな顔。私はその子が羨ましかった。 私の両親はもう2年前離婚していていまはお母さんと暮らしている。 お父さんに会いたいな。離婚した当初はお父さんが居なくなって清清していた。 でもそんなの最初だけだ。一週間。一ヶ月。と会わないうちに私はどこか寂しい気持ちを抱いていた。 居なくなって初めて気づく親の愛情や優しさ。私はお父さんと会える最後の日に何もしなかった。 今となっては後悔している。でももう遅い・・・ 「夏休みまだかなぁー」と思いながら登校していると向こうから″友達″が歩いてきた。 「おはよう」と挨拶を交わした。その子は芽依という。 「ねえ。」と話しかけようとすると芽依は他の″友達″の元へ行ってしまった。 部屋にお母さんが入ってきた。 「大丈夫?お母さん、まりなのことが心配なの。」 ん?なんのことだろうか。気になって聞いてみた。 「何が心配なの?」 「だって。まりないっつも部屋に閉じこもって架空の友達をつくって独り言言ってるじゃない。」 え?、、、 あぁ。そうだった。私はお父さんの事でショックが強く、引きこもって架空の友達を作っていた。 あれから一年後。 「綺麗だな。」 たくさんの花びらが空中を舞っている。 横を見ると子供が楽しそうに両親と写真を撮っていた。 ランドセルに黄色いカバーがつけてある。おそらく小学一年生だろう。 あのあと、私はお母さんと精神科に行った。ストレス障害と診断された。 でも今はちゃんとした友達ができ、楽しく過ごしている。
みんなの答え
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悲しいね。
うん悲しい。 ストレス障害?で架空の友達作るなんて、相当ストレスたまってたんだね。