短編小説みんなの答え:1

悪魔に恋してしまった私の運命

「今日の任務,完了!早めに終わったから,早く帰ってテレビでも見よう!」 私はルイ,天使の見習い。もちろんみんな知ってると思うけど…天使は人間の事を助ける存在。特に恋の悩みを解決する事が多いかな。今日の任務は三人の人間の恋を叶える事。良い感じに進んだので,早く終わらせる事ができた。 「ルイ,早くない?私,まだまだ終わんないよ…はぁ…」 親友・ハナが声をかけてくる。ハナはため息を一つついて,じゃあ行ってくる,と人間界へ向かっていった。でも,私の足は家へ向かうわけではなく,悪魔の世界と天使の世界の境目,通称クリスタルに向かっていった。 悪魔と天使の関係は悪い。お互いをライバル視している。クリスタルへ着くと,やはりあの人がベンチに座っていた。あの人…というのは悪魔の見習い,レンくんの事。 私が密かに思いを寄せている男の子。でも,悪魔と天使は付き合ってはいけない。 そのオキテを破ると,天使の世界からも悪魔の世界からも追放されて,人間の世界へ飛ばされる。だから,私はいつもこっそりレンくんのことを観察している。 「ねぇ,お前,いつも俺のこと見てるよね?」 こっちへレンが向かってくる。え!?なんでっ!? 「は,はい…っ。ごめんなさいっ!!!」 私は必死に謝る。やばい,やばい,どうしよう!? 「いや…別に良いんだけど。お前,天使の見習いだろ?俺,悪魔だから,大丈夫なのかなって。」 「だ,だ,大丈夫ですっ!?」 最後の方は疑問系になっちゃった。天使の神様にバレたら終わりだよ…っ。 「良かったら,これからもここで会わない?」 「へ?」 私は思っても見なかった答えに驚く。 「い,い,良いんですか!?」 「ん。じゃあまた明日,ここでな。」 「は,はいっっ。」 私は返事をした。明日が楽しみ。とゆーより会話できちゃった!?嬉しすぎるっ。 こんな感じで,私とレンくんは仲良くなっていった。 「なあ,ルイ。」 ふいに話しかけられて,私はなんですか?と言う。 「急にごめん。あの,俺と…付き合ってください。」 「へええっ!?」 急に告白されて,私は赤面する。 「ダメ…かな?」 上目遣いで見られて,お断りできないよっ! 「良いよ。私の…彼氏になってください。」 私は赤面しながら言った。でも,付き合ったら,人間の世界に飛ばされるんじゃ,と頭によぎる。 「でも,人間の世界に飛ばされるけど,それでも,良いのか…?」 「うん。レンくんとなら大丈夫。私たち,人間になろう。新しい一歩,踏みだそう!」 END…

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