目覚めたくない永遠の夢
6月。少し湿った部屋、爽やかな雨音で、今日も瞼をあける。 私の名前は、奏葉。如月コーポレーションの娘として毎日退屈に日々を過ごしてる。 「お嬢様!奏葉お嬢様!大変です!!!!!」 彼女の名は、柊 唯夏。 私のたった一人のメイド。 …にしても唯夏が驚くだなんて何があったのだろうか? 彼女は冷静であり、いつも落ち着いているのにも関わらず、少しの汗を纏ってきた。 「一体何があったの?」 「じ、実は....」 ……は? 嘘でしょう…?この私に 【婚約者】ができるなんて… そして次の日、私はその婚約者と会った。 「こんにちは。如月 奏葉と申します。」 「こんにちはっ!俺は…」 その人は、宵咲 早紀斗 と名乗った。 とあるカフェで話してみると、明るく純粋でとても可愛い男の子だった。 自分で言うのはアレだけど、私の容姿は髪も目も黒。一方両親は金髪だったから、少し避けられたりしてた。 でも彼は違った。 思えばこの時から、彼に恋をしてしまっていたのかもしれない。 「奏葉は、俺のこと好き?」 もう2人ともお互いに名前を呼ぶほど距離が縮まっていたある日、不意にそんなことを聞かれた。 どうしたんだろうと思った。彼の瞳には見た事ないような暗闇の色が浮かんでいたのだ。 「勿論、愛してるよっ笑」 私がそう言い返すといつもの彼に戻って、こんな話をし始めた。 「実は俺、寿命がもうないんだ。」 その一言で何かがぴんと糸を張り、私を空っぽにさせた。 どういうこと…? なにかのドッキリ…? 「後1年で死んじゃうかもしれない。だから奏葉、別れよう。」 その一言で私は、思わず彼をひっぱたいた。 「なんでッッ!!私はッッ、」 そしてその場で意識を失った。 目覚めた場所は、いつもの見慣れた彼の部屋。 「おはよ。」 そういう彼の頬は少し赤みが残っていた。 「ぁ、ごめん。」 「エッ!?いや大丈夫!」 「…ふふっ笑」 ああ、やっぱり彼が好き。大好き。 「早紀斗が死んじゃうとしても、私は別れないよ。」 「…それは、結婚していいってこと…?」 「勿論。」 2人は口付けをして、純白の式を飾った。 永遠のRingに光を差し、夢の幕が降りた。
みんなの答え
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なんか良い!
どうもこんにちは、村人Aです。 私、これ見ながらとってもワクワクしました! ほんと面白い!語彙力とか私には思いつかない言葉の 「ぴんと糸を張り、私を、空っぽにさせた。」 ってとこすごいなぁっておもった! 言葉に出来ないくらいすごい! これからも頑張ってね! 応援するから! じゃあバーバーイ