ずっと、友達!
「6年生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。もう、この体育館で私の話を聞くことはないと思います。これが最後だと思って、聞いてくださいね。」 今日は卒業式だ。私がこの学校で過ごしたのは3年間だが、学校が小さいため、ずっとクラス替えがなく、3年間でも、クラスメイトとの思い出がたくさんある。 先生の話が終わり、花道を通って、校庭に出た。 とうとう本当に別れの時だ。 「夕佳、中学別だけど、また会おうね。」 「うん…芽奈と別れるの、すっごい寂しいけど…」 「…そうだけど、うちら、3年前に、約束したじゃん!」 私と、大親友・芽奈の出会いは、私が野川小に転校してきてから1ヶ月後くらいのことだった。 (はあ…上手くなじめないな。みんな、仲良さそうなのに、私が入ってくのもちょっとな…) 私はその時、まだ1人も友達を作れていない状態だった。 休み時間も、ずっと1人で、考え事をしたり読書をしたり… そんな時だった、芽奈が声をかけてくれたのは。 「あの…一緒にお絵描きしない?」 芽菜は、その頃も今もみんなの人気者で、クラスのムードメーカーだった。 そんな芽奈が地味で喋るのが苦手な私に話しかけてくるとは思ってもいなかったから、とても驚いて、しばらくの間、黙ってしまった。 「あっ、ごめん。嫌だったら、別にいいんだけど…」 「あ、えっと、全然、いいよ。私、絵描くの、好きだから、その…」 やっとのことで言葉を繋ぎ合わせて、返事ができた。 「だよね!やっぱり。ランドセルにつけてる、そのプラ板の絵、上手だなーって思って。私も絵描くの好きだから、一緒に描きたいなって、ね。」 またもや私はびっくりしてしまった。 (そんな細かいところまでみてくれたんだ…!) 「あ、ありがと。」 「いいえー!じゃ、描こー!!」 私は、自由帳を開いて、愛犬・ダックスフントのクリームを描き出した。 芽奈は、人気のキャラクターのくまを描いていた。 「わ、夕佳ちゃん、その絵すっごい上手!輪郭のとり方、めっちゃいい!」 「あ、ありがと…。井野さんのくまも、上手だよ。いい感じに目が光ってる。」 「ありがとう!」 それからは2人とも熱心に絵を描き続けた。 しばらくして、絵が描き終わった頃に、芽奈がいつも仲良くしてる子達が来た。 「わ、谷村さん、絵、上手ー!芽奈も上手だけど、谷村さんのは、また別な感じの上手さってゆうか、本当に見てて飽きない絵!」 「私、こうゆう絵、美術館でみたことある!」 それから休み時間が終わるまで、みんなと話していることができた。 みんなの話を聞くのが、新鮮で、すごく楽しかった。 その日の帰り道。 私は芽奈と歩いていた。 「今日は、ほんとにありがと!私、谷村さんと話せてよかった。」 「いや、私こそありがとう。井野さん、一緒にいるだけで楽しいから、話しかけてもらえて、すっごい嬉しかった。実は、すっごい、その…不安だったんだ。友達が全然できなくてさ。」 「じゃあ、私が、谷村さんの野川小での友達第一号だ!やったー!てか、夕佳ちゃんって呼んでもいい?私のことも、芽奈って呼んでほしいな!」 「いいよ。じゃあ、その…め、芽奈、ちゃん…これから、よろしく!」 「うん!うちら、ずっと友達、ね!」 私と芽奈はこうして仲良くなった。 中学は、私が受験したので、別々になってしまうが、私はこの約束を、死ぬまで一生、守り抜きたいと思う。 「ずっと友達、だよね。また、一緒に絵、描こ!」 桜吹雪が、2人を包んだ。
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
涙が止まらない!!!!
感動(T^T) すっごくいい! 作品作り応援してます!!!!
すごいぃぃぃ!
こんちゃ!ハッピー☆チェリーだよ!よろしくねっ。 本題↓ わぁ!すごいっ!めちゃくちゃ面白い!チェリーは(一人称チェリーだよ)ぜーんぜん語彙力ないからこーゆー文?がかけないんだよね…。だからすごいっ!それに終わり方もやばい!!凄すぎるっ。ホントにこんな作品描けるの感動した! 作品ありがとう!また書いてほしいなっ。ではまたぁー(*^^*)
スゲーなぁ!!
ヤッホー,侍ジャパンだよー((コイツ休みの日も来やがった∑(゚Д゚) とっても良いお話!!てか文章力すごすぎワロタなんだけど!!才能を感じますねー。((お前が言うな(殴) とっても面白いお話だったよ!んじゃ,アディオス☆
文章力すご!
いいお話! そんな友達ほしいーっです!
うわぁぁぁん
やっほー!元紫陽花の想空だよっ! ○・°。START。°・○ そらの語彙力無さすぎて説明できないんだけどなんか…すごい良い!感動! スマホ見ながら泣いて親にキズなんしてることバレるとこだった…笑笑 ○・°。FINISH。°・○ またねっ!