永遠に、キミと。
ゴリッ 人間を殴る音が鳴り響く。 「ザマみろ。」 俺は神城眞无斗(かみしろ・まなと)。高校3年生。 未だに毎日毎日喧嘩の、クソくだらない日々。 今日も、公園でブランコに乗って、明日はどいつを殺ろうかなんて考えてると。 「またここにいた!…血だらけじゃん…なに、また喧嘩?もう…」 そういって俺の顔の傷の手当てを始めたコイツは俺のカノジョの御門禾乃(みかど・かの)。 俺「触んな。どっか行け。お前にカンケーねーだろ。」 禾乃「関係なくないよ。私たち、付き合ってるんだよ?」 俺「うるせー、付き合ってるからなんだよ。俺は別にお前のこと好きじゃねぇ。お前から俺に告ったんだろ。」 禾乃「…バイバイ。」 またくだらねー八つ当たりしちまった。本当は俺もアイツのこと、大好きなのに。ゴメン。心の中でしか言えない。 そんなある日、珍しく禾乃が学校を休んだ。 先生「えー、みんな、よく聞け。御門が、」 「一亡くなった。」 !? 信じられなかった。 俺「おい、オメェ(先生)、嘘だろ!?おい、嘘だって言え…!じゃなきゃここにいる奴全員ボコボコにしてやるぁ!!」 もう精神がおかしくなった。机も、何もかもぶっ壊した。やっと俺が落ち着いた時、 先生「御門のお母さんから、今日キミに、家に来てほしいと言われている。もう今日は学校はいいから、いきなさい。」 ピンポーン 禾乃母「はぁい、あら、神城くん、来てくれてありがとう。さ、上がって。」 俺「お邪魔するっす…」 そして、禾乃の仏壇の前に案内された。 カーンカーンカーン 線香をあげた後。 禾乃母「そうそう、禾乃から神城くんに渡してほしいって」 そう言って、手紙を渡された。そこにはこう書いてあった。 『私のだーいすきな眞无斗くんへ ずっと隠しててゴメンね。私、末期の癌だったの。早く言おうと思ったけど、眞无斗くんに気を遣わせたくないから、言わなかった。眞无斗くんは私のこと好きじゃないって言ってたけど、私は眞无斗くんのこと大好きだった。世界一大好き。キミに出逢ってから、私の人生は、パッと明るくなったんだ。癌で、今まで私の頭には、「死」っていう言葉がずっと頭を巡ってたけど、キミのおかげで明るくなれたんだよ。仲良くしてくれてありがとう。喧嘩ももうダメだよ。素敵な女の子と、幸せになってね。眞无斗くんが幸せになってくれなかったら、私、許さないからね。 ー御門禾乃。忘れないでね。 禾乃より』 ウゥッグスッグッ 涙が、止まらなかった。声が、涙が枯れるまで泣いた。 俺「ありがとうございました。呼んでくださって。」 禾乃母「いいのよ!あの子、あなたのことが大好きだったのよ…」 禾乃のお母さんまで泣き出したよ。もう帰ろう。 あ、その前に… 仏壇の前に立つ。 俺「ゴメン…愛してる。」 「世界一」 初めて、言葉にできた。 届いてるかな。禾乃に。 それからは、喧嘩もやめて、週1で禾乃の家に行かせてもらっている。 禾乃は死んだ。 でも、生き続けている。 俺の、心の中で、 ー永遠に。
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
まじでー!
莉濡さんこんちわ一!クレしんしか勝たん!です。名前だけでも覚えてくださいー! 禾乃ちゃん死なないでよー(泣) でも最後眞无斗くんの「ゴメン…愛してる」と「世界ー」がキュンときたー! 莉濡さん、また短編小説書いてねー!待ってるねー! クレしんしか勝たん!でしたー!
誤字あってごめんなさい・・・
こんちゃっちゃ!莉澪さん、2回目だけどぴーちゃんです! ごめんなさぁぁぁぁぁい!!!!普通に誤字っちゃいました、、、前にもこの名前で回答しました泣 誤字2つあって、1つ目が挨拶の「こんちゃっちゃ」が「こんにちゃっちゃ」になってました、、、 そしてもう1つは最後のほうで「ほんとに短編小説初めて書いた?ってぐらいうまいよ!!!」のところ、本当は「これでほんとに短編小説初めて書いた?うん!って言われたらやばいよ!!!」です、、、いや違いすぎるだろ。本当ごめんなさい!!!作品見た後に勢いで「うおぉぉぉ!」って書いたからめっちゃ焦っちゃってました泣 莉澪さんのお話また見たいです!ほんとにごめんなさい!!!! それじゃあばいちゃっちゃ!
11歳!?すごい!!!!
莉澪さんこんにちは!7月回答20件目指しているしろくま♪です! す、全てが凄過ぎる…!!!!!! 眞无斗くんなんかタイプなんですけど…! 禾乃ちゃん~!もっと生きてヨォ…! なんか最後まで読み切った瞬間鳥肌がぶわぁっと(語彙力がえぐい)たちました! この小説から“アオハル”を感じました!禾乃ちゃんと眞无斗くんめっちゃお似合いですね! なんか長文なっちゃったんで終わりにします!素敵な小説を心から“ありがとう”。
凄すぎて、、、涙
こんちくわっt ギャル好き小6だよん 才能ありすぎ⭐︎ もう読みたがら泣いてしまいました💧 素敵な作品ありがとうございます ばいちょ_
超感動・・・!
こんにちゃっちゃ!~初めまして、莉澪さん!ぴーちゃんです!いや何ですかこれ!すごい感動するじゃないですか!?好きという感情を中々口に出せないまなと君が青春って感じする///そして癌ということと、まなと君の事が好きなのを言えないかのちゃんの複雑な感情・・・!ほんとに短編小説初めて書いた?ってぐらい上手いよ!!! それじゃばいちゃっちゃ!
すごいっ!(゚ロ゚屮)屮
おはこんばんにちは(^^♪元しなものポアロなのだ!o(≧∀≦)o 早速本題へレッツゴー!,゚.:。+゚ すごっ!(゚ロ゚屮)屮 こんな感動的な小説かけるんだ! 「禾乃は死んだ。 でも、生き続けている。 俺の、心の中で、」 ってところが好き! 小説家なれるよ! じゃあ(^^)/~~~バイバイ
すごい
キツく当たられてもマナトくんのことをずっと想って心配してるカノちゃん優しすぎる。マナトくんは正直な思いを伝えられずにカノちゃんと会えなくなってしまったから、後悔してるかもしれないけど、これを機に喧嘩とかやめてくれたらいいな。他の女の子と幸せになってねって言えるカノちゃんが天使極めててもうカノちゃんに惚れました(?)好きです(突然の告白w)
スゲー…!!
侍ジャパンだよー!そろそろ改名しようかなー,って思ってるぜ! 莉澪さん,文章力すごいねぇ…尊敬するわー!いいお話読ませて頂きました!!ありがとうございまーす\\( ^ω^ )/ んじゃ,アディオス☆アッシュ・ペーパーロード(意味不明)