私と君の本の魔法
私は姫乃彩花(ひめのあやか)高校2年生! 私は休み時間は基本的に図書館で過ごしている。私が図書委員だからってのもあるが1番は、、、 「失礼しまぁす」 『あ、大路くんいらっしゃい!』 「この前借りた「スマイル」、めっちゃおもしろかった!」 『本当?私もその本大好きなんだぁ』 「へぇ!ねぇ今日もなんかオススメない?」 『これなんかどう?「黄色の雨靴」!』 そう!彼、大路結人(おおじゆいと)くんが図書館に来てくれるからである! 大路くんと初めて会ったのは一年前、、、 「あの、何かオススメないですか?」 と聞かれ、ちょうど持っていたラノベを貸したのが出会いである。 その後何回か本をオススメしたり、簡単な会話をするうちに、彼に惹かれていったわけだが、彼は学校1のモテ男なわけで、私にオススメの本を聞いたのも、図書館に私以外の人物が居なかったからだった。 好きになったところで、この恋は実るはずがないのだ。 そこで私は、とある方法で彼に私の気持ちを伝えることにした。 その名も、彼に渡すオススメ本の頭文字で告白しちゃおう大作戦! きっと大路くんは気づいていないが、さっき渡した本でこの作戦は終わっていた。 「明日へのおまじない」 「泣き虫なキミに送るピアノソナタ」 「竹馬の王子様」 「画面の先のキミに恋をした」 「スマイル」 そして、 「黄色の雨靴」 “あなたがすき” 本の頭文字で告白なんて、意気地なしにもほどがあるだろ、と自分でも思う。だが、直接言う勇気の無い私には、この方法しか思いつかなかったのだ。 そんなことも知らずに君は、 「ありがと!読んだらまた感想言いに来るね!」 なんて言っている。 、、、本当にこれで良かったのだろうか。でも、私には直接言う勇気も、今彼を追いかける勇気も無かった。 「失礼しまぁす」 最後に本をオススメしてから一週間後のことだった。 『大路くんいらっしゃい!』 「今回借りたのもすごい良かった!ありがと!」 『気に入ってもらえたようで良かった!今日も何か借りてく?』 「ううん。今日は君に伝えたいことがあって来たんだ」 、、、? なんだろうか。 『何?』 「僕も君が好き」 、、、、、、??? 『えっ、うえっ、あのっ、え、、、?』 「ははっ!何その反応w 先に告白してきたのはそっちじゃんw あなたが好きって。本の頭文字で。」 まさかあんな分かりづらい告白に気づいてくれたなんて、、、 『いつ気づいたの?』 「ん?昨日の夜だよ。最近オススメされた本のタイトルを紙に箇条書きで書いてたら、頭文字が告白の言葉でびっくりしちゃった。僕の方から告白しようと思ってたのになぁ。」 『、、、え?』 「僕は初めて会った時から彩花ちゃんのことが好きだったんだよ?」 『うそだぁ!』 私の頬は思わず真っ赤に染まってしまった。大路くんも耳赤い、、、 「で、返事は?」 『あの、よろしくお願いします』 「こちらこそ、よろしく」 ___________________________________ どうだったでしょうか!? 初小説です、 至らない部分も多々あると思いますが、多めに見てくださるとありがたいです。