明日を生きる答え
「“明日”って、なんのために来るのだろうか…」 今日もそんな答えの出るはずのないことを考えながらベットに寝転がる。 『今日は何をしたっけ?』『明日は何があるっけ?』天井と睨めっこしてみても、脳が拒絶して思い出せない。 特に何かをした覚えもないのに、なんだか疲れた。「もう、何もかもがどうでもいい。」そう思うことが習慣になってしまったのはいつからだろうか。 中学校に入学して二ヶ月が経った今日は5月最終日。習い事もしていないので、特になんの予定もない。 いつものように学校に行き、普通に授業を受けて家に帰る。家に帰ってゴロゴロして、眠りにつく。ただそれだけ。 別にいじめられているわけでも、悩みがあるわけでもない。ただ、同じような日々をなんとなく送ることに飽きただけだ。 なんのために“明日”は来るのだろうか。不思議で仕方がない。 下駄箱でふと立ち止まった。先程までは降っていなかった雨が降っていた。最近は雨が多い。 まるで、空が僕の心と繋がっているみたいだ。まあ、先日梅雨入りしたので雨が多いのは当たり前なのだが。 こうして、雨を言い訳に帰るのをやめた。特にやることもなく、フラフラと図書館に向かった。昔から読書は好きな方だ。 小さい頃から、何事にもハッキリとした答えを欲しがる頑固な性格だったため、気が済むまでなんでも調べていた。 ネットでは一瞬で答えが出るが、その答えがバラバラなので意味がない。紙の本で探す方が自分に合っている気がする。 辞書や図鑑も好きだが、最近はある作者の小説に密かにハマっている。 クラスメイト達は漫画についてよく喋っているが、文章だけでしか表せない事だってたくさんあると思うんだけどな。 そうやって、“明日”がくる意味を、どこかで探している自分がいる。生きる意味に、答えが欲しいと思っている自分が、、 すると、ある小説に釘付けになった。好きな作者の最新作『明日を生きる答え』。 思わずすぐに返却手続きをした。そして下駄箱へ急ぐ。一刻も早くこの本が読みたい。家でじっくり読みたい。 雨の中、小説を大切にしまったリュックを背負って走り出した。 その日の夜。自分の部屋で、早速小説を読み始めた。 『ある少年は、生きる意味がわからなかった。小さい頃に親を亡くし、1人で育ってきた少年は、何か夢中になれるものもなく、ただ時間が流れるのを待つだけだった。孤独にも限界を感じていたその時、光の中から亡くなったはずの両親が現れる。両親からのメッセージで、明日に希望を持つことができる。』 読み終わった時には、もう日付が変わっていた。こんなにも何かに集中したのは久しぶりだ。 そして、気がつけば頬があたたかい涙で濡れていた… 両親からのメッセージというのが、 『なんで明日を【明るい日】と書くか知ってる?「明日は明るい日になる!」って信じてたら、「今日も頑張ろう!」って思えるからなんだよ。人は、幸せになるために生きているんだからね。』 これだ…これが僕の探し求めていた“答え”だったんだ…! 今まで微妙にズレていた歯車が、ピッタリと重なったような感じがする。 もう、いつまでも悩んだりなんかしない。だって、自分なりの“答え”を見つけられたから…! そう思いながらベットに寝転がる。そして、とても晴れやかな気分で明日を待つことにした。 明日が明るい日になるよう願って… おやすみなさい。 ~End~ 〈作者より〉 人生で初めて物語を書きました! 今年中学生になった今の私の気持ちを素直に表現してみました。(後半、急展開すぎてすみません…) 年下・タメ口・辛口全然大丈夫なので、皆さんの率直な意見や感想が聞きたいです! 最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました!
いろんな相談先があります
子供のSOSの相談窓口
チャイルドライン[特定非営利活動法人
チャイルドライン支援センター]
みんなの答え
※きびしいコメントを見たくない人は
「見ない」をおすと表示されなくなるよ!
初めてでこれ!?凄く上手だよ☆*
Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ 初めてでこれ!? 凄く上手だよ☆* 文章構成も、内容も、めちゃくちゃいい...! Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪
初めてではないよね(!?)
小説普通に上手いです!いや、初めてじゃないですよね?(え)なんか普通にうまいし内容もいいしこれを機に作家目指してほしいです! 特に、起承転結をちゃんとかけてるとこがすごいと思います!状況説明とか流れがめっちゃ自然で話がすっと入って来たとこがすごかったーほんとにまた書いてほしいです!
う゛……………
ありがとうございます! この短編小説を読んだだけで、少しうるうるしてしまいました。 私の状況と同じ主人公と気持ちが同じだったからでしょうか…? とにかく、書いてくれてありがとう!