あの日の夕焼けを、きっと忘れない。【恋愛小説】
「ずっと好きでした……付き合ってください」 息が止まるかと思った。先生から頼まれた書類を職員室に運んでいた途中、廊下の曲がり角の向こうでこんな声が聞こえた。ああ、知ってる声だ、と悟る。最近両想いなのではと噂になっている同じクラスの竹内と磯村。竹内は野球部で、いつもクラスの中心にいるような目立つ系男子だが、磯村……磯村楓(いそむらかえで)は、俺の幼馴染で、はっきり言って昔からめちゃくちゃモテる。これまで楓が告白されたという話は何回も聞いている。 そしてそのたびに俺は、「何も気にしないようにしてきた」。 関係ないし。別に好きとかじゃないし。ただ昔から知ってるだけだし。そう言い聞かせて目を背けてきたけど、楓とたまに帰り道が一緒になった時、「今日暑いねー」とか「数学の小テストやばいんだけど」とかどうでもいい話をしに声をかけてくるだけで、俺は自分の気持ちに嘘をつけなくなって、思わず言ってしまいそうになる。 ……好きです。俺は、磯村楓が好きです、と。 そしてそれを言うまいと必死に取り繕っているうちに、分かれ道になって、楓は俺の視界から消えていく。 いいよ、これで。そういうもんだから。これが正しいんだ。 翌日、教室に入ってすぐ、楓が女子たちに取り囲まれているのが見えた。友人が教えてくれた。楓は竹内と付き合うことになったらしい。終わった。今まで楓は色んな人に告白されてもずっと断ってきていたのに。 それからモノクロ写真みたいな味気ない日々が流れていった。思い返せば返すほど苦しい。告白せずに終わるとかダサすぎる。そう思いながら、誰もいない通学路を歩いた。楓はいつも竹内と帰っているらしい。遠回りまでして。馬鹿なのかと思う。 そしてある冬の日。通学路を歩いている時、ふと前を見ると楓がいた。心臓が止まりかけた。声をかけようか迷っているうちに、俺の気配で楓は振り返る。その目が涙で濡れていた。 「……あ、海斗」 「どうしたん」 「別れたの」 「いつ」 「昨日。私が振ったんだ。のに……なんでだろ」 泣きながら、楓は笑った。俺は手を振って消えていく楓を黙って見送った。 あれから三年。俺と楓は同じ高校に進学し、高校二年にして再び同じクラスになった。少し長くなった通学路で、俺は楓に話しかけられる。 「海斗って最近、ゆうちゃんと仲良くしてない?」 ゆうちゃん、こと川本悠は、俺と同じ委員会に所属するクラスメイトだ。 「え、そうかな?」 「そうだよー、ていうか海斗が女子と仲良くしてたらなんか腹立つー。海斗のくせにって思っちゃうもん」 「それって……」 嫉妬してる?そう聞く代わりに、俺はニヤッと笑って言ってやる。 「もしか俺のこと好き?」 「は?!」 楓は急に真っ赤になった。 「自意識過剰なの?!」 こんなにわかりやすい人だったっけ。でも、ちゃんと言ってやらないとな。俺も、以前の俺とは違うんだから。もう後悔したくない。その思いで、俺は口を開く。 「俺は……楓が、ずっと好きだった。付き合ってください!」 驚いたような楓の目をまっすぐ見る。夕日がさした通学路に、俺らの影が並んで東に伸びていた。 今日という日の夕焼けを、俺は絶対に忘れない。
みんなの答え
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ひゃ~~
幼なじみ恋愛とか可愛すぎやろ~‼ ヤヴァみ~~
恋愛小説、、、!
Hello!My name is aika. l'm sleepy Now (_ _).。o○ 本題 恋愛小説面白かった! 告白できてよかったね☆ thank you for reading ! remember my name!(^^) See ya (*^▽^*)ノシ
むずキュンラブだ...!
Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ むずキュンラブだ...! めっちゃ面白い★ Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪
やだぁ。・°°・(>_<)・°°・。
こんにち! ちぅなんだぞ-)^o^(ガオ- ねねちゃん?くん? よろしくね♪ *○*○*○*○*○*○*○ すご-いなんかきゅんっとする-(*≧∀≦*) てか告白…ちぅもしたぃおおおおお 勇気出ないよね.漫画みたいにいかないだろうしさぁ!? よ-し今日から楓ちゃんになりま-す☆ *☆*☆*☆*☆*☆*☆ てことで ばいっぴ-)^o^(マタアオウ.'