余命一か月の君は。
余命、一か月なんだ。 突然彼女の口から告げられた一言。あまりにもサラリと言い過ぎて、一瞬何を言ってたのか分からなかった。 彼女の鈴の音がリン、と鳴った。 「余命、一か月なんだ。」 「…は?」 あまりにも衝撃的過ぎた。 「ハハッ、ずっと黙ってたんだ。」 「いつから…?」 「君と、知り合う前からだよ」 学校の屋上。一番星が輝き始めている、彼女の瞳から星よりも光って見える涙が見えた。 彼女が屋上のドアを開けて 「帰ろうか、水咲。」 と言った。 「うん、」 ドッキリなんじゃないか。驚かせたいだけじゃないか。余命が、一か月な訳ない。 「、またね!」 彼女の頬が緩んだ。 「バイバイ!」 次の日、先生は涙ぐみながら彼女が死んでしまったことを話した。 誰にも聞こえないような小さな声で。 それでも、あいつに聞こえててほしいな、と思いながら。 「ッ、浬癒のバカッ!何で黙ってたの!余命一か月もないじゃん!」 教室の空気が揺れた、号泣している生徒もいた。 彼女との思い出が滲んでいく。 放課後の学校の屋上。昨日とは違って空が綺麗にオレンジ色に染まっている。 「生きる意味って…?」 家庭環境も悪く、学校でイジメられていた私は彼女だけが心の頼りだった。 「ダメだ。」 「死んだら、ダメだ。彼女が私にだけ打ち明けてくれたことだって、二人っきりで遊園地に行ったことだって、証明できるのは私だけなんだ。」 その時、リン、と鈴の音が鳴った。 「ッ…!」 大好きだった大親友の彼女が持っていた鈴の音だ。大好きで大好きで死ぬなんて思ってもなかった。 昨日、彼女の言った現実を受け止めることすら出来なかった。 受け止めてあげなきゃいけなかったのに。 「ごめんね、ごめんね、大好きだよ。浬癒の分も精一杯生きるよ。だから、だから」 空から、ずっと見守っててね。 あとがき 作者の琥珀。です。 キャラの名前、皆さん読めましたか? 浬癒がりゆ 水咲がみさき、ですね。浬癒ちゃんは読むの難しいな…と思いながら書いてました。(笑) ご愛読ありがとうございました。
みんなの答え
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名前難しいね-っ
こんにち! ちぅなんだぞー)^o^(ガオ- 琥珀ちゃんよろしくね♪ *○*○*○*○*○*○*○*○ とても悲しく面白かったよ! しかも.りゆちゃんも みさきちゃんも いい子だなぁ. ちぅさぁ 最初は 彼氏彼女の会話かと 思ってた笑 恋愛系かな-なんちゃってさぁっ 鈴がりゆちゃんの印? みたいなのいいよね(。 ^ω^。 ) とても心動かされる♪ *☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆ でわ ばいっぴ-)^o^(マタアオウ.'