曖昧で始まり、確実を探す恋
まだ5月なのに、ここ数日、暑い日が続いている。 そんな日。 「転校生を紹介します!」 突然、先生が言った。 その一言で、クラス中がざわめきに包まれていった。 先生の隣に立っている人は、見たこともない男子だった。 身長が高くて、整った顔は基本無表情。 でも、クラスに馴染んでくると、クラスの中心的存在になった。 男子とも女子とも分け隔てなく喋る姿。 男子同士との話はゲームの話が多い。 ……気づいた。 私が、彼を目で追っていたことに。 だから私はこんなにも、彼のことを知ってるんだ。 でも、転校生だから、興味がわいただけ。私が好奇心旺盛すぎるだけ。だよね? 彼が転校してきて約一か月。梅雨に入った。 辺りはジメジメとしている。 ぴちゃん ぴちゃん 雨の音がとても響く。 心地よいリズムで屋根にたまった雨水が地面に流れ落ちる。 「でさ~」 「あははっ」 いつも通り、親友と学校までの道のりを歩く。 さっきよりは雨がやんできた。二人で傘を閉じて、また歩き出した。 すると、彼を見つけた。 なんだかうれしくて、今すぐにでも声を掛けに行こうと思った。 だけど、すぐ隣を見ると同じクラスの女子がいた。 そしてその子と彼が楽しそうに歩いていた。 ちくん ちくん ……あ、私嫉妬してる。 もしかして、私彼のこと好き、なのかな。 そういえばいつも彼のことを目で追いかけてたな。 本当にそうなのかな。 でも、もし私が彼のことを好きになっても、恋が叶う確率は0,01%くらいでしょ? 叶わない恋なんてしても意味がない。 彼と過ごした一瞬を噛みしめるしか幸せになる方法がない。 この想い、どうしてでも止めなきゃ。 自分から傷つきに行くなんてどうかしてる。 彼から離れるんだ。 頭から離すんだ。無理にでも、止めなきゃ。 そう思ってもやっぱり、彼と過ごす瞬間は本当に大切だし。 彼の声が頭から離れないし。 この前は曖昧だったけど今は確実に。 私は、彼のことが、好き。 ただ、それだけ。 想いは止められない。誰にも。
みんなの答え
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主人公の女の子の気持ちがリアル!
Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ 主人公の女の子の気持ちがリアル! とっても上手で、共感できる感情がたくさんある♪* Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪
すごーい!
こんちゃ、莉音だよっ(^o^)/ りおりんって呼んでね(*'▽'*) ☆★本題★☆ すごーい!! 現実に近いラブストーリー♪ 題名も良いと思うよ! ばいちゃ( ^ω^ )
素敵だし、嫉妬するのもわかるし・・・
お日様の登場!です! なんかわかるなあ「私」の気持ちが。 嫉妬するっていうのも、私毎日くらいあるし、 これが好きってことだ!って思うのもわかるし! なんか、どうしても素敵としか言えない状況へ追い詰められました! じゃあ、さらばじゃ!