桜が散る前に
僕は,佐藤湯案。(さとうゆあん) ごく普通の高校生だが、小さい頃に記憶喪失になったことがある。 そんな今日、不思議な夢を見た。同い年ぐらいのオレンジと、茶色っぽい髪色の女の子が、「桜が散る前に手紙を取りにきて」と言ってきた。 問題ないと思い、学校に行くと、転校生がいた。 「清水恵戸です」(しみずえと) とても美人で、華やかだ。陰キャの僕は、一度も話せなかった。恵戸はモテていて、女子からも人気が高い。だが、ある日、僕がうずくまっていると、 「体調悪いの?大丈夫?」 と話しかけてきた。「だ…だいじょうぶ」と答えたが、僕は気づいた。 あの夢の声と同じ声だ。見た目も、オレンジの髪色に、華やかさ。 だが、「桜が散る前に手紙を取りに来て」と言われても、急に陰キャが「手紙くれ」など言ったら、キモいと思われないだろうか。たしかに、校庭に大きな桜の木はある。 昼休みそこに行くと、恵戸が立っていた。 「あの…清水さん」 彼女が振り返る。 「湯案くん、何か用?」 「手紙…」 にっこりしながら言う。 「…手紙?いいよ。あげる」 薄い桃色の封筒の中に手紙がある。家に帰ってよんでみると、 「ありがとう」と幼い字で書いてある。その事を母に言うと、 「恵戸ちゃんじゃない?」 「なんで?」 「あんた記憶喪失になったもんね~実は、あんたがトラックにひかれそうになった時、背中を押して犠牲になってくれたのが恵戸ちゃん。押された勢いで頭打ってあんたは記憶喪失になったってこと。もちろん、恵戸ちゃんは…」 次の日、恵戸に話を聞こうと思った。だが、恵戸はいない。 「あれ、清水さん休み?」 「清水?誰、そんな人いないよ?」 「清水恵戸。オレンジ髪の、華やかな子!」 「知らないって」 おかしい。恵戸の使っていた机の横を通った時、何か聞こえた。 「桜が散る前に手紙を取りにきて」 残り1枚の桜の花びらが落ちて、水に落ちた。 「っはぁ……ゆ、夢…?」 学校の準備をしながら、呟いた。 「恵戸、ありがとう」 「どういたしまして。湯案くん」
みんなの答え
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すんばらしい
すごすぎる!ボク漫画しか書いたことないし、すごいストーリーが… おまけ もしかしてわにさん、カラピチ好き?
展開が目まぐるしく変わっていく!
Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ 展開が目まぐるしく変わっていく! 面白いし、登場人物の名前も◎。 Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪
うわぁぁぁぁぁぁぁ(大号泣)
こんにちは! 月影と書いて、つきかげと読みます。 よろしく(*'ω'*) ーーー本題ーーー まさかの展開でとてもおもしろかったです。 最後でもう涙腺崩壊、大号泣です・・・。 では(/・ω・)/
本当に10歳?
こんちゃ、莉音だよっ(^o^)/ りおりんって呼んでね(*'▽'*) いちご味のかき氷が食べたいなー。 ☆★本題★☆ 最初に聞くけど、本当に10歳なの? 凄いんだけど!! お話の内容が深くて、面白かった! 湯案くんの視点で分かりやすく書いてあるのが良いと思う♪ また、こんなようなお話を作って欲しいな… ばいちゃ( ^ω^ )