瑠璃色の海
僕が見たのは色鮮やかな瑠璃色の海と、笑顔の君だった。 僕は冴えないカメラマン志望の高校生だった。そんなある日、総合病院近くの海で僕の前に現れたのは笑顔の素敵な君。君はにっこり笑って、何しているの?と聞いてきた。僕はドキッとして、そっぽを向いて聞こえてないふりをした。君は気にすることもなく、写真を撮るのが好きなんだ。といって、僕のカメラを指さした。ぼくは「まだまだだけどね。いつかは、カメラマンになる事が夢なんだ。」て、名前も知らない子に何を語ってるんだろうと心の中でそう思った。その子は、写真を見せてといったので、写真を見せてあげた。すると、「まだまだだね。写真っていうのはね」といってから、カメラをかかげ、海とカモメの写真を撮って見せた。それはまるで海はなみをうっているように。カモメは飛んでいるかのように奇麗に、色鮮やかに写っていた。初心者がとったとは思えないような写真だった。僕は思わず取り乱して「写真の撮り方を教えてください!」といっていた。君は少し意地悪そうに「どうしよっかなーあ、今日はもう遅いからまた明日ここでね」なんてのんきなことを言っていた。僕はため息交じりにうなずいた。君は、「ところで君なんていう名前なの?」といってきた。僕は、あんまり自分の名前が好きではなかったけれどその子の押しが強すぎて、ついに名前を教えてしまった。「…姫野澪 女の子みたいな名前でしょ。僕はずっとこの名前が嫌いだったんだ。」と打ち上げると、その子はきょとんとして「なんで?いい名前じゃん。澪!カッコいいじゃん。私は好きだよ。」といった。僕は、初めてこんなことを言われた恥ずかしさを隠すように、君の名前は?と聞いた。君は「名前?うーん。じゃあ当ててみてよ。一か月までに。それまで、先輩って呼んで!」そんな、一か月の間に何万とある名前を当られるわけがないのに。でも、先輩がきげんをそこねると困るので、はいと言った。次の日の放課後から毎回、先輩は写真の撮り方を教えてくれた。それ以外にも、学校の話や好きな本の話もした。でも先輩は、あまり学校が好きではなさそうだった。一日一回名前を当てていいことになり、「かりん」といってみたが外れてしまった。6時になったくらいで、先輩とは別れていった。僕はもっと教えてほしかったけど、門限があるらしい。そんなたわいない日々が過ぎていくうち、先輩はあまり海に来なくなった。僕は、先輩が辛そうなのを見て、言えなかった。今日で最終日。とうとう君は来なかったふと上を見あげると、一匹のカモメが飛んでいた。僕は写真を撮ろうとすると、カモメは僕の反対側を飛んで行き、総合病院にとまった。そのまま度を上げて、写真を撮ろうとしたところ、カモメが止まっている所の下に君の姿があった。僕は気づいた。彼女がなぜ6時には帰るか。最近はずっと来なかった理由が。僕は急いで階段を上り、海から見た場所にとまった。先輩の唇には血色がなく、痩せこけていた。僕は泣きながら、なんで教えてくれなかったんだといった。先輩は、笑って「澪のそういう顔見たくなかった。あのね、きょは最後の日私の余命の日なんだよ。ねえ、名前を当てて。」僕は泣きながらうなずいた。外の海は、まるで瑠璃色だった。僕は、「君の名前は…瑠璃」先輩は笑って、「正解だよ。私の名前は、瑠璃。ありがとうじゃあね。」そこで、瑠璃は息を引き取った。僕は、この瑠璃色の海の景色を忘れないように写真に撮った。それが、僕がカメラマンになるきっかけだった。
みんなの答え
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凄くいいお話☆*
Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ 凄くいいお話☆* Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪
すごい!
Hello!My name is kotone♪( ´▽`) ☆.・o本題o・.☆ すごい! 瑠璃っていう名前を当てる前に死んじゃったんだ、、、 悲しいけど感動するお話だね。 Thank you for reading! Remember my name(^^) See you later(*^▽^*)ノシ
いいお話だった!
いいお話だったね! 一つ一つの場面が想像しやすくて、 すっかりお話の世界に入っちゃってたよ。 なんか一本取られたって感じ。すごい感動した。 ただ、読んでみたら引き込まれるような作品だったけど、 行を変えずに(空白を開けずに) 続けて書いてると読みにくかったりするから、 読む前に諦める人もいるかもしれない。 そこを気をつけたらもっといろんな人に読んでもらえると思う! 内容はすごく良かったからね。