約束
『ねぇ、大きくなったら迎えに来てくれる?』 『良いよ。大人になったらね』 『『約束』』 * * * 私が6歳。相手が10歳の時にしたあの約束、何年経ったかな。きっとあの人は覚えてないだろうな… 今の私は家では蔑まれ、学校では虐められている存在 「もう…疲れた」 「ちょっと梨菜!!何!?この点数!!」 「…え?」 母親が出したテストの点数は94点そこまで悪い点数じゃないはずだ 「え?じゃないわよ!どうしてたった100点も取れないの?!ほんっとに恥ずかしい!!」 「…ごめんなさい」 100点なんて、そう簡単に取れるものじゃないよ… 「何がごめんなさいよ!あんたなんか拾わなければ良かった!!」 そう、私は養子。小学生の頃、この家に拾われた。でも、好きでこの家に来たわけじゃないのに… 「もう、あんたなんかいらない!!出ていきなさい!」 外は今大雨だ。本気…? 「何してるの?早くでていきなさい」 「…はい」 ちょっと歩いただけでビショビショここからどこへ行こうか… お金もない。勿論泊まらせてくれるような友達もいない。雨だから野宿も出来ない。本当、どうし… 「あれ、君…梨菜…?こんなとこで何してるの?」 よ… 「え?誰?」 「俺の事覚えてない?」 本当に誰?私の名前を呼ぶような人なんていないのに 「大人になったら、迎えに行く」 その約束…もしかして… 「蓮くん?!」 「そう」 「あの約束…覚えててくれたんだ…」 「当たり前でしょ梨菜が覚えてなかったらどうしようかと思ったよ」 「…良かったぁ」 思わず泣き崩れた 「え?どうしたの?!」 「今の私にも私のことを大切にしてくれる人はいたんだぁ…良かったぁ」 「…大丈夫これからは、俺が一生側にいる。ずっと大切にするよ」 「ありが、とう…」 私の、人生が明るくなった瞬間だった。 私には親も、友達もいない。だけど蓮がいる。たったそれだけで十分なんだ 今は蓮と幸せに暮らしてる。
みんなの答え
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素晴らしい悲喜劇...!
Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ 素晴らしい悲喜劇...! 梨菜ちゃん、あなたの事を大切にしてくれる人がいて良かったね♪* Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪