約束のその先で
あれは桜の舞う日。私と君が出逢ったのは。 「森野…さん?」 ふと名前を呼ばれて振り返ったら私のハンカチを持って立っている君がいた。 「ありがとう。」 その日から。私が君を気にするようになったのは。 セミのなく日。私は君に言ったよね。 「付き合ってくれませんか。」 そしたら君は 「僕でいいなら。」 って。 君はある日、こんなことを言った。 「僕とゆいが出逢った日のように桜が咲く日にはお花見なんてできないかもね。」 私は別れたいのかと思った。でもそうじゃなかった。 次の日から君はぱったり学校に来なくなったよね。斜め前の席にぽっかりと穴が空いてるみたいだった。私、慌てて君の家に行った。お母さんに話を聞いて病院に駆けつけたよ。 そしたら君はたくさんの管に繋がれてた。私は次の日から毎日君がいる場所に通ったよ。 いつの日か、君は私と話せるようになっていた。でも、私は君に話しかけようとしなかった。今日は話そうと心に決めて病院に行った日、君は熱を出して苦しそうにしてた。いつも通りに病室の前で足を止めてしまった。そんな私を君は見つけて。 「僕は…ゆいのこと…待ってるから…」 って言ったの覚えてるのかな。私はその言葉に甘えて、やっと話したのは1週間後だった。 「なんで。」 「心臓のね、病気なんだ。」 君は平然と言った。その後私はずっと黙りこくって、病室を出る時こう言った。 「私はずっと日向と一緒にいたいと思ってるから。」 次の日には君はもう病院にいなかった。聞いたら手術のためにアメリカに行ったって。お医者さんからあの手紙をもらったよ。 “ゆいへ 本当はね、僕は生きるつもりはなかった。 だからアメリカへ行くことが決まっていたのを言わずにこの手紙で別れようと思ってたんだ。 でも今日ゆいと話してもっと一緒にいたいって思った。 だから僕がゆいの前に戻るまで待っててくれる? 絶対戻るって約束する。元気なれるか分からないけど頑張るから。 南日向” この手紙が数滴の水で濡れた。 日向は最初から分かってたんだ。 私は待ってるから。約束は果たしてね。 私は手にある国際便の手紙をポストに入れた。 “For Hyuga Minami From Yui Morino”
みんなの答え
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すごい!
とてもいい話ですね!感動しました。またゆいが日向に会えるといいなと思いました!
感動ずるぅ~!!((言えていないぞ
Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ 感動ずるぅ~!!((言えていないぞ タイトルも、お話も、手紙の内容も、全てが素敵★ いつか、2人が再会できるといいね♪* Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪
感動する!
こんちゃ、莉音だよっ(^o^)/ りおりんって呼んでね(*'ω'*) *・゜゚・*:.。..。.:*本題*:.。. .。.:*・゜゚・* 感動する! 手紙っていうのが、また新しい! 『いつか2人が会えるのを莉音は待ってるよ!』ってゆいちゃんに伝えたい! ばいちゃ( ^ω^ )