プリンセスの魔法
この魔法は、いつの日かきっと解けるだろう。 私は魔女と契約をしたプリンセス。世界一醜い容姿を変えるために、 魔女に美の魔法をかけてもらった。 魔女のおかげで私は世界一の美女となった。 毎日鏡で見るたびに美しい私。瞳に隠された宝石は煌めいている。 しかし契約ということを忘れてはいけなかった。私のこの魔法は、いつの日か解ける。 解ける日もいつなのか分からない。分かるのは、いつか私が醜いプリンセスに戻ってしまうということだけ。 そんな私は、恋をした。 「レディフランボワーズ、お席をどうぞ。」 「ありがとう、ローラン。」 ローランは一つの国の王子でありながらいつも紳士だ。 普通、王子はわがままで、プリンセスはその王子の言うことを黙って聞くだけ。 だけどローランには人を想える心がある。優しさを持って産まれてきた王子だ。 私はそんなローランに恋をしている。だけど、こんな恋が許されるのだろうか。 私は本当の私じゃない。この世界一の美しさは、ただの作り物だ。 ローランと出会ったのも魔法にかかった後からだから、 私はローランを騙して恋をしているということになる。 もしローランが、私が醜いプリンセスだと知った時が怖くてたまらない。 ローランはきっと、世界一醜い私を見たら失望するだろう。 ローランと私はお茶の時間を共に過ごした。 その甘い時間はすぐに過ぎていって、気づいたら夜になっていた。 ローランと一緒に最上階のウッドデッキから星を眺める。 「星は、変わらず美しいね。」 ローランは星に見惚れていた。私はそのローランの横顔に見惚れている。 「ローラン、あなたは美しいものが好き?」 「僕は…」 とローランが言いかけた瞬間、私は光に包まれた。 光は私の体中を巡る。光が消えた時には、私は元の醜い姿に戻っていた。 私はローランから逃げた。ローランに申し訳ない、嫌われると思って、思わず逃げてしまった。 だけどローランは、そんな私の手を掴んで引き留めた。 「どうして逃げるんだい?」 「だって…こんなに醜い私を、きっとあなたは愛してくれないでしょう…。 騙してごめんなさい。どうか許してください。」 ローランに一生懸命謝った。今すぐにでもこの場から離れたかった。 「騙されたなんて思ってないさ。君の瞳は、変わらず美しいんだね。」 「えっ…?」 私はローランを騙した。ローランに悪いことをした。それは確実だと思っている。美しくあれど。 「フランボワーズ、さっきの答えの続きだ。僕は、どんなに美しいものもいつかは老いると知っている。 いつかは、どんな魔法も解けるんだよ。 だけど、一つだけ永遠に美しいものがある。それはなんだと思う?」 「…なんなの…?」 「愛だ。 永遠の愛を、僕と君の中に誓うよ。」 彼の言葉で、私の心にかけられた魔法が溶けていった。 魔法は、これでおしまい。私は本物を見つけることができたから。
みんなの答え
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言葉選びが◎
こんにちは♪元美衣菜の琉希です! 名前覚えて下さい!8月1日改名予定です! *・*・*・*・本題*・*・*・*・ 「愛だ。 永遠の愛を、僕と君との中に誓うよ。」 っていう言葉がいいと思いました(*^^*) 誤字脱字あったらすみません! 参考になれば嬉しいです(^o^)
素敵なお話☆*
Hi(^^♪My name's Uno(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ 素敵なお話☆* Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪