短編小説みんなの答え:2

「未だあの空に透過していた。」

「次もまた行こうね」 そう談笑していた矢先のことだった。 7月末の浜辺は 夏休みというのもあってか 人で賑わっていた。 快晴で絶好の海水浴日和だった。 あんな大波が押し寄せるとも知らず。 大波が押し寄せるまで そこは観光客で賑わうただの海だった。 までは。 それは本当に 突然のことで。 誰も予想していなかった。 沖に流されて 溺れかけていた子供を助けに行って 砂浜へと戻ろうとした時だった。 その大きな鯨のような波は 彼女と子供諸共飲み込んで 海に連れ去った。 残されたのは 彼女の誕生日プレゼントにと 私から彼女へ渡した 淡い水色のブレスレット。 白と青のガラスビーズをあしらったもので 世界に1つしかない物だから すぐ彼女の物だと分かった。 綺麗な青い空がブレスレットに反射して 綺麗な光を放っていても 彼女は二度と帰っては来なかった。 「私初めて海来たかもしれない」 「そう?よかった」 「また来年も海行こうね」 「うん」 「約束」 あれから 何年経っただろうか。 私は大人になって 社会の闇に呑まれそうになって それでも頑張っていた。 今日が君が居なくなった日だからと 君が好きだといった青い花と ブレスレットと 青い描きかけのキャンバスを持って あの海にいた。 私も掻っ攫って あの海に溶けたいと思いながら 青い空に手を伸ばす。 私は未だあの夏に取り残されてる。 未だあの空に透過していた。

みんなの答え

辛口の答え

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めっちゃ上手☆彡

Hi(^^♪My name's Marin(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ めっちゃ上手☆彡 Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪


文章が透き通っておる。

めっちゃ言葉が綺麗で、 イメージ的にもずっと青色が透き通ってました。 ビー玉みたいな…。食べたいくらい綺麗な感じ…? 天使はうさんのイメージが文章から伝わる感じがして、 丁寧さが伝わりました。 小説書くの、すごい上手ですね!


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