短編小説みんなの答え:3

二人を繋ぐ スノードームの夢

『紗良姉さん、二人で同じ夢を見ることってあるのかなぁ。』  少し前、ひとつ年下の従姉妹_真衣に言われたことを思い出す。 『世界にはたくさんの人がいるし、あたしはあると思うんだぁ。』  そう言った真衣は私のお母さんに呼ばれて、お母さんの所へ歩いてった。  忘れられない夢がある。2年前に見た夢。  そこは、一面の雪。星空にオーロラ。そして目の前に広がる、どこまでも続く塀。  綺麗で、綺麗で。その景色に見惚れていると、高い声が聞こえた。 「お姉さん、お姉さん!お父さんを…お母さんを…お姉ちゃんを助けて!」 「えっ」  突然私よりも少し小さな女の子が現れた。小4くらいだろうか。 「どうしたの?お父さん達はどこにいるの?」  私が聞くと、女の子は私の服の裾を引いて、何処かへ連れて行った。 「………」  そこは、先程の景色とは正反対の燃えた家々。  女の子は、ただただ泣いていた。  今は中学校の入学式、の後の自己紹介の時間だ。何故これを今思い出したかというと、目の前にいるからだ。その、「女の子」が。 「白沢優です。好きなものはいちごです。1年間、よろしくお願いします!」  白沢優。そう名乗った彼女は、私よりも年下の少女の姿ではなく同い年だ。でも、あの女の子と瓜二つだった。 「紗良ちゃん、紗良ちゃんの番だよ」 「あっ、うん!」  ボーッとしてたら後ろの子からそう言われた。自分の自己紹介の番が来ていたみたいだ。 「瀬川紗良です…!とにかくみんなと仲良くやっていきたいです…!よろしく…?」  最後が疑問形になってしまったけどまあいいか。席に座った。 「紗良ちゃん。よろしくね」 「…!」  白沢優、彼女がいきなり挨拶をしてきた。多分ただのそっくりさんだ。気にしない気にしない。  そう思いその入学式で出会った彼女と仲良くしていくことになる。 「優ちゃんって、昔夢に出てきた子に似てる。」  入学式から数カ月後、夏休み直前。うっかり優ちゃんの前でそう言ってしまった。  優ちゃんは驚いた様子だ。 「私ね、孤児なの。」  と、優ちゃんは呟いた。 「え?」 「3年前…4年生の頃のニュース。覚えてない?」  3年前。3年前というと、ショッキングなニュースが確かにあった。  大規模な放火事件。真夜中だったこともあって死傷者は87人だった。 「もしかして…。」 「うん、あのね…。私はその時肺炎で入院してて、それでお父さんとお母さんとお姉ちゃんが…。」  ふと、あの夢が蘇る。  燃える家々、泣く少女。 「紗良ちゃん、うち来ない? 里親の人達、優しいんだよ。」  微笑んでそう言う優ちゃんの提案に、私は戸惑いながらも了承した。 「ここだよ、私の家ー!」  そこは、大きくも小さくもない、普通のよくある一軒家。 「お邪魔しまぁす…。」  玄関に上がると、優ちゃんの部屋に案内される。  勉強机とベッド、本棚と、「子供部屋」を想像すると出てくるような部屋。  だけど机の上に、小さな小さなスノードームがあった。雪と星空とオーロラと、塀。 「これね、あの日お姉ちゃんに貰ってあの夜、これを病院のベッドの側に置いていたんだ。そしたら、夢を見たの。」 「夢…。」 「現実と全く同じ、お父さん達が焼けていなくなる夢。助けを求めて走ってたらこのスノードームと同じようなところに来てて、紗良ちゃん。紗良ちゃんみたいな子がいたの。とにかく助けを求めたの。」  それは、私が見たものとも同じ。 「私も見た、その夢!」  優ちゃんは驚きつつも、微笑んだ。 「私、あの塀の向こうを見てみたい。紗良ちゃんと。」 「塀の向こうを…。」 「ちょっとだけ、お昼寝しない?」  そう言うと優ちゃんは寝転んだ。  私もゆっくりと寝転んだ。  雪。星空。オーロラ。塀。  またこの景色を見るときが来るなんて。 「本当に来れたね、紗良ちゃん。」  隣には、同い年の、中学1年生の優ちゃん。 「うん…!」  目の前の塀を見ると、何故か階段ができていた。  二人でそこをゆっくりと登る。  塀の向こうは、星空とオーロラが反射する水面。それは揺れひとつしていない。凪状態とはこのことを言うのだろうか。 「あ」  隣の優ちゃんが声を出した。  よく見ると水面には、女性二人と男性も写っていた。 「お父さん!お母さん!お姉ちゃん!」  優ちゃんの呼びかけを、その3人は聞いているような気がした。 「私ね、中学生になったんだよ!ほら、お友達もできたんだよ!」  優ちゃんがそう言うと、水面の3人は優ちゃんと私に微笑んだ。  夏休み、私は祖父母の家に来ていた。 「紗良姉さん!久しぶり!」  先に来ていたであろう真衣とその家族が駆け寄ってきた。 「久しぶりだね、真衣。この前真衣が言ってた二人で同じ夢を見るっていう話、面白い話があるんだ。」

みんなの答え

辛口の答え

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すごい

どうもみなさんこんにちわ。ネタを考えるのが面倒なガノン好き小5です。 本題へ すごいとしか言えない


凄すぎる...!

Hi(^^♪My name's Marin(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ 凄すぎる...! Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪


奇跡!

こんにちは♪純恋です(≧∇≦)b 琉希から改名したので名前覚えて もらえたら嬉しいです(^_-)-☆ *・*・*・*・*・START*・*・*・*・*・* 紗良ちゃんと優ちゃん、 夢であった友達が現実であえて良かったね! *・*・*・*・*・FINISH*・*・*・*・*・* 誤字脱字あったらすみません! 参考になったら嬉しいです(^o^)


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