痛みをぬぐって
私は笹峯心春(ささみねこはる)。もうすぐ卒業する、中学3年生。 もう12月。そろそろクリスマスだ。 クリスマスデートするカップルが増える季節だ。 そのカップルを見るたびに、私は海斗(かいと)くんのことを考える。 陸腹海斗(りくはらかいと)くん。私が好きな人。 少しぶっきらぼうなところもあるけれど、おばあさんの荷物を持ったり、 迷子になった子を助けてあげているのを偶然見かけて、好きになったのだ。 あ…また、カップルがいる…。私と海斗くんも、いつかあんなふうに… 「もー。小春―!また海斗くん?」 親友の造里編花(つくりあみか)・通称、あみが呆れた様子で言う。 「え?あみに海斗くんのこと言ってたっけ?」 「ここはがいっつも海斗くんのこと見てるからね。わかるよ」 「ええ?そんなに見てるかな?」 「見てる見てる。わかりやすすぎ!」 「ひえ、気をつけないと…」 「で、するの?告白とか」 「…そ、卒業式の日に…」 「へえ?」 「…あみは好きな人とかいんの?」 「えー?内緒!」 「なにそれ気になるんだけど!」 「ま、いつか教えてあげるから」 「ん…」 私は少し納得しなかったが、まあいいか、と口の中でつぶやいた。 今日はバレンタイン!実は、クラスの皆に配るふりして、海斗くんのためのチョコを作ってきた。 もちろん、あみにも友チョコをつくったんだ! チョコと言いつつ、ワッフルとマシュマロだけどね。 我ながら自信作!あとは渡すだけ! 「お、おはよ、陸原くん」 「あ、笹峯。おはよ。」 「今日、皆にお菓子配ろうと思って、ワッフルとマシュマロ作ってきたんだ!陸腹くんもどうぞ!」 海斗くんは、ちょっとびっくりした顔をして、すぐに顔をほころばせた。 「サンキュ。俺、甘いもん好きなんだわ。」 「へへ、それなら良かった!」 渡せた…!あとは、あみにも渡しにいこーっと! 「あみー!聞いて!海斗くんに、お菓子渡せたんだ!」 「お、良かったじゃん。」 あみは少しうつむくと、にっこりと笑った。 「あみにも!あみには特別、マカロン付き―!」 「!ありがとー!」 「私からも!ほら、小春の好きなチョコカップケーキ!」 「嘘、めちゃ嬉しいっ!」 「小春、これ好きだもんね」 「うん…てか、あみのつくるものは何でも好き!」 「えー?じゃ、またつくるしかないな―」 桜がひらひら舞う。今日は、卒業式…そして、海斗くんに告白する日。 卒業式がおわると、私は海斗くんを呼び出した。 「り、陸原くん…好きです!」 ああ、言っちゃった。と少し思った。でも、もう戻れない。 「…ごめん、笹原。俺、付き合ってる人いる…」 「そっか…」 お幸せにね、と私ははにかむと、あみのところへ走った。 あんなに協力してくれたあみだもん。結果を、報告しなくちゃ。 「あみ!」 「小春。待ってたよ」 あみは一部始終を見ていたのだろう。黙って私を抱きしめた。 「小春…私の好きな人、教えてあげるよ」 !ずっと気になっていたのだ。私は少し顔をあげる。 「それは…笹峯小春。小春が好き。」 「え」 どういうこと?でもあみはこんなところで冗談を言う子ではないはずだ。 「私、同性愛者なんだ。引く…よね」 「ううん…あみの気持ちに答えられたり、しないけど…引いたりは、絶対しない」 「そっか…小春、ありがとう…」 私達は抱き合った。その日から、大親友になれた気がした。
みんなの答え
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あみちゃんみたいになりたいな。
私もあみちゃんと似ていて 同性も異性も好きになる、 つまり両性愛者なんだ。 だから、 勇気を出して言えたあみちゃんがすごいと思った。 それと、 友情と恋がまざってる このお話好きだな!
ちょっときもちわかるかも。
ことだよー! ことは、おとこのこも、おんなのこもすきだから、ちょっときもちわかる! ことでしたー!
めっちゃ感動!
こんにちは!元瑠璃の空愛だよ! .。。◯ めっちゃ感動! .。。◯ また会おうね!
めっちゃ凄い!!
Hi(^^♪My name's Marin(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ めっちゃ凄い!! Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪