怪盗の一番大切なもの
私は歴史に残るであろう大怪盗だ。 私が若かった頃、多くの貴重品を世界各地から華麗に盗んだのだ。 私にはライバルがいてね、その怪盗も相当の腕前だった。いつも競い合っていたよ。 私が怪盗を辞めると彼に言った時、彼は驚きもしない様子で「そうか、幸せに生きろよ」とだけ言ってそれからはもう私たちは会わなくなってしまったんだ。 でも、彼が言った幸せというのはなかなか掴むのに時間がかかった。 なんてったって私は世界各地から追われている身だからね。安全に暮らせる場所があまりなかったんだ。 そんな僕にもやはり恋という感情が生まれてね。相手は僕と同じぐらいの歳で普通の人なんだけどその人の笑顔が私はとても好きでね。この人になら私の人生を捧げてもいいって思えるぐらい他人に善意を与える人だったんだ。 初めて彼女に会った時彼女はなんて言ったと思う? 彼女は「あら、どうしたの。私を盗みに来た怪盗さんかしら?」 といっていたね。そう、彼女は私の正体に気づいていたんだ。でも、彼女は怯える様子もなく、警察にも言うようでもなく、ただただ笑顔を私に向けてきたんだ。 私は世界から追われながらも彼女との会話を楽しんだんだ。なんと彼女は私の怪盗と言う人生話を面白そうに聞いていたんだ。その時の彼女の驚いた顔だったりとか悲しんだ顔ってのは彼女をもっと魅力的に見せるものの一つだったね。 しかし、何度も会っているうちに彼女はいつもの店にはこなくなった。そしていつもの席には手紙が置いてあったんだ。「世界に名を轟かす大怪盗よ。私は彼女を盗んだ。取り返したくば今まで盗んだ貴重品を世界中に返すんだな。もちろん、今まで迷惑をかけたという手紙つきでね。」 私はこの手紙があのライバルだと気づいたね。なぜそんなことをするのかわからなかったが 、私は世界各地から盗んだ貴重品を元の位置に戻して、世界から追われることもなくなった。 全て返し終わった時に目の前に彼女が現れたんだ。彼女は「ありがとう。私のために。」って私に抱きついてわんわん泣いていたよ。それからと言うもの世界から追われることもなくなったから彼女と世界をいっぱい旅をしたんだ。途中で私が盗んだ美術館にも行ったりしてね。何度も何度もデートをしたあと私は彼女にプロポーズをしたんだ。 彼女は「大怪盗さん、今度は私の笑顔まで盗むつもり?」そう子どもがいたずらをするような声の調子で言ったんだ。その時私のライバルがなぜ私に貴重品を返えさせたのかようやくわかった気がしたね。 そうして今、私の手元には一番大切な貴重品がある。そう、彼女の笑顔だよ。
みんなの答え
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神すぎワロタ
え、天才いる…
え、いや才能あり過ぎ、、、
いやいやいや!O_O 才能ありすぎ、てか才能しかない!才能のかたまり~! 普通にいい話(≧▽≦)え、もう表現の仕方最高!! (・∀・)ウン!!ライバル優し~~!!! いや1番大切な貴品!? え、それが彼女の笑顔? もう見入っちゃいました! もう作家志望でいいんじゃww もう最高でした!(もう連発しすぎなw) ホント、楽しませてもらってありがとうございました!(≧▽≦) 年下から失礼しました!!
ヤバイヤバイめっちゃ良いお話…
どもども!!みぃでーす!! このお話めっちゃいい話しやん… 「怪盗」って言うのを使うのがもー!センスありすぎオーマイガッ
めちゃくちゃ凄い!!
Hi(^^♪My name's Marin(*´・ч・`*) ☆*: .。. o本題o .。.:*☆ めちゃくちゃ凄い!! Have a nice day(*^^)v Thanks for reading(*'ω'*)See ya(^^♪